クリエイティブ、YouTube投稿など想定の小型ビデオカメラ


「Creative Vado HD 3rd Gen」

 クリエイティブメディアは、本体サイズが約57.6×98.8×15.3mm(幅×高×厚)と小型筐体を採用し、付属ユーティリティを使ってYouTubeなどへの投稿が可能なビデオカメラ「Creative Vado HD 3rd Gen」を、直販サイト「クリエイティブストア」の限定モデルとして12月中旬に発売する。販売価格は1万7800円で、本体色はブラック/ホワイト/シアンの3種類。

 「Creative Vado HD 3rd Gen」は、4GB容量のメモリを内蔵し、H.264形式での動画撮影に対応した製品。カメラ部は最大1280×720ピクセルの解像度で撮影が可能なCMOSイメージセンサー(画素数は非公表)で、フレームレートは最大30fps。最小焦点距離は1mで、最大2倍のデジタルズーム機能、撮影範囲内で動きがあった場合に録画を自動開始する「検知録画モード」を備えるほか、JPEG(1280×720ピクセル)形式での静止画撮影にも対応する。

 録画時間は、1280×720ピクセル/30fps/8Mbpsの「HD+」モードが約1時間、1280×720ピクセル/30fps/4Mbpsの「HD」モードが約2時間、640×480ピクセル/30fps/2Mbpsの「VGAモード」が約3時間。また、静止画の撮影枚数は最大約7000枚。


本体正面背面

 本体にはUSBコネクタを内蔵し、直接PCと接続が可能。また、製品付属のユーティリティ「Creative Vado Central 3」を使って、YouTubeやFacebookに撮影した動画を投稿できる。同ユーティリティでは、動画や静止画の編集が可能なほか、動画から30枚の連続写真を生成できる機能も用意する。対応OSはWindows 7/Vista/XP SP2以降およびMac OS X 10.4以降。

 HDMI端子も搭載しており、付属のHDMIケーブルを使ってテレビと繋いで、撮影した動画も再生できる。また、外部マイクやヘッドフォンの接続にも対応する。本体重量は約93g。リチウムイオンバッテリーの連続動作時間は約2時間で、充電時間は通常モードが約7時間、高速モードが約4.5時間。製品にはHDMIケーブルやUSB延長ケーブルなどが付属する。

 直販サイトではこのほか、「Creative Vado HD」シリーズに対応したアクセサリーも販売している。「Creative Vado HD 3rd Gen」の発表に合わせて、数量限定で割り引き価格での販売を開始しており、リチウムイオンバッテリー「VI-VHDAB」は1490円(通常2980円)、バッテリーチャージャー「VI-VDPA02」は1990円(通常3980円)、コンポジットビデオ/オーディオケーブル「VI-VDVC」は990円(通常1980円)。


HDMI端子は側面部に用意「Creative Vado Central 3」Windows版画面

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(村松 健至)
2009/12/2 12:55