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重量6gの小型筐体で目立たず使える!
バッファローコクヨのBluetoothヘッドセット


 バッファローコクヨサプライの「BSHSBE04」は、軽量コンパクトなBluetooth 2.1対応のワイヤレスヘッドセットである。重さ約6g、幅3cmあまりの小さな“L”字形ボディにスピーカーとマイク、バッテリー、無線通信ユニットなどが一式収まっているのだから驚きだ。Bluetooth 2.1のサポートで、PC用の音声入出力だけでなく、携帯電話やゲーム機など、さまざまなシーンでの活躍が期待できるアイテムである。

目立たず扱いやすい小型軽量のBluetoothヘッドセット

バッファローコクヨサプライの「BSHSBE04」。標準価格は4914円だが、直販サイトでは3480円で販売されている

 ヘッドセット本体は、ミニチュアのスキーブーツのようである。耳に挿し込む短いチューブ状の部分と全長3cmほどのブロックとが直角につながった形状だ。

 耳への装着はカナル型イヤホンと同じ要領。柔らかいイヤピースが取りつけられたチューブを外耳道、つまり耳の穴へと挿し込む。耳の外に出るブロック状のユニットは全長3cmほどと非常に小さく、ほとんど目立たない。長めの髪が耳をおおっていたら、見た目では装着しているかどうかわからないだろう。

 チューブ以外には支えがないので、使用中にずれたり外れたりするのではないかと思われるかもしれない。しかし、重さはたった6g程度。耳に挿し込むだけでしっかりと固定できてしまうのだ。本製品を装着した状態で歩き回ったり、上体を傾けたりしてみたが、よほど激しく動かない限り抜け落ちるといったトラブルはなさそうだった。

 本体には3つのボタンが配置されている。形が似ているブーツにたとえて説明すると、底に電源ボタン、足の甲を覆う部分の両サイドがボリュームボタンだ。いずれも小さいが十分な幅があるので操作性は悪くない。また、かかとにあたる位置にカバーに覆われたUSBポートがあるが、これは内蔵バッテリーの充電用だ。付属のUSBケーブルを挿し込み、PCなどのUSBポートと接続する。2時間程度の充電で連続通話なら最大約5時間、待ち受け状態なら約130時間の動作が可能となっている。


3つあるボタンは細長い形状で意外に押しやすい。マイクは写真左側の先端にある小穴の奥に配置されているようだ L字形の角の部分にはストラップホールつきのカバー。これを開けると充電用のUSBポートがあらわれる

長時間の使用でも疲れない

非常に軽いので耳に挿し込んだだけで固定できる。もう少し髪が長ければ隠れてしまうほどコンパクトなボディだ

 装着感は非常に良い。耳栓をしているような違和感はあるものの、ほとんど重さを感じることがないのだ。しばらくするとヘッドセットをつけているという感覚自体が薄れてくるほどである。長時間使用してもストレスはまったくないといって良いだろう。

 筆者のようにメガネを使用するユーザーにとっても、このカナル型は非常にありがたい。耳掛け型やオーバーヘッド型のヘッドセットは、製品によってはメガネのツルを押さえつけてしまう場合があり、耳やこめかみあたりが圧迫されてしまうのだ。その点、カナル型は耳全体への加重や圧迫がないので、メガネをしていても負担がないのである。

 音の聞こえ方はカナル型イヤホンに似ている。ただし、イヤピース周辺に数カ所の小さな穴が空けられているので、完全に耳をふさぐことはない。そのまま普段と同じように周囲の音を聞き取ることができるのだ。このイヤピースは大中小3サイズと円盤状の平たいタイプの計4種類が付属。耳のかたちに合わせて選べる。小さな穴が通気性を確保しているので蒸れることはないし、取り外して洗えるので衛生的だ。

 音質は中音域の輪郭がはっきりとしていて、特に人の話し声が聞き取りやすい印象だ。かといって耳につく硬さがあるわけではなく、高音域が抑えられた柔らかいサウンドだ。これもまた長時間の使用に向いているといって良いだろう。ワイヤレスヘッドセットにありがちな雑音も少ないように思われた。


内蔵バッテリーで最大約5時間の連続使用が可能。充電は付属のケーブルでPCなどのUSBポートに接続する方式だ 柔らかいゴム製のイヤーパッドは大中小3サイズと円盤形の計4種が付属。取り外して洗えるので衛生的だ

Bluetooth 2.1採用で幅広い用途に対応

 「BSHSBE04」はワイヤレス接続にBluetooth 2.1を使用している。PC周辺機器だけでなく、携帯電話やゲーム機など、数多くのデジタル機器に採用されている汎用性の高い方式だ。バッファローコクヨサプライ以外の製品でも、Bluetoothに対応していれば使用できる可能性が高いのでチェックしてみると良いだろう。ちなみにメーカーのサイトでは通話確認済み携帯電話のリストが公開されている。

 今回は、ヘッドセット本体にUSBプラグ一体型のコンパクトなBluetoothレシーバーが同梱した「BSHSBE04D(標準価格6300円)」を試用した。各種の設定を自動的に進めてくれるドライバソフトウェアが付属しており、セットアップの手間は最小限ですむ。言ってみれば、スターターキットとでもいうべきパッケージだ。


「BSHSBE04D」に同梱されているUSBプラグ一体型のBluetoothレシーバー。こちらも重量は約3gしかない ヘッドセット本体とレシーバーのほか、4種類のイヤーパッド、長さ35cmの充電用USBケーブルが付属する

付属ソフトウェアのインストール時にはウィザードが起動し、ペアリング等はの設定を行ってくれる 付属のBluetooth設定ユーティリティ。「BSHSBE04」以外の機器も扱うことができる汎用ソフトウェアだ

 ちなみに、ヘッドセット単体モデルやレシーバーセットモデルに加えて、ヘッドセット本体と充電用のACアダプタがセットになった「BSHSBE04A(標準価格5618円)」もラインアップされている。初めてBluetooth製品を利用する場合、あるいはBluetoothに対応したPCや携帯電話、ゲーム機と組み合わせて利用したい場合など、自分の用途に合ったモデルを選ぶと良いだろう。


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(斉藤 成樹)
2009/11/4 06:00  
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