ブロードバンドルータ実売価格調査
2002年7月26日

　東京・秋葉原の主要店舗を巡回し、実売価格を調べる「ブロードバンドルータ実売価格調査」。毎月第2、第4金曜日に調査し、新製品、定番品、話題の商品の実売価格を紹介する。

　今週の新製品はオムロンのADSLモデム内蔵ルータ「VIAGGIO MA800R」が2万3800円前後で店頭に並んだ。プラネックスからはUniversal Plug and Play（UPnP）に対応し、実効スループット91Mbpsの「BRL-04FB」が1万3800円前後で発売された。

　また、低価格の無線LAN内蔵ルータも相次いで登場した。プラネックスからは「BLW-04EX」が登場、これはプラネックスが株式上場1周年を記念した期間限定販売品で、価格は1万6800円前後。コレガからも1万6800円前後で「BAR SW-4P WL」が販売開始された。この2製品はいずれもIEEE 802.11bの無線LANアクセスポイントと有線LAN側に4ポートのスイッチングハブを内蔵しているもので、WAN-有線LANの実効スループットは「BLW-04EX」が15Mbps程度、「BAR SW-4P WL」が7Mbps程度と普及クラスとなっている。

　そのほか、品薄状態だったアイコムのIEEE 802.11aに対応可能な無線LANアクセスポイント内蔵ルータ「SR-21BB」も店頭在庫が確認された。SR-21BB単体では2万4800円前後、IEEE 802.11bの無線LANカードを本体用とクライアントPC用に2枚同梱した「SR21S12F」が3万9800円前後、IEEE 802.11aのカードを2枚同梱したモデル「SR21S52G」は5万5000円前後で販売されている。

調査店舗： 石丸電気パソコンタワー、カクタソフマップ、ツクモパソコン本店、DOS/Vパラダイスネットワークセンター、LAOX THE COMPUTER館