2006年02月16日
余計なお世話
カシオから480×320ドット液晶搭載の電子辞書14機種が発売される。それは別にフツーっていうか特になんか言う気はないんですけど、そのニュースリリースの女子学生は、なんかこー、リアルっちゃぁリアルですな。
制服がですね、こう、ちょっと大きめな感じなんですよ。PC Watchのほうのニュースで拡大画像が見えるが、入学or進級目前感のある、“これから何年か着るから大きめのを買いましょうね”とお母さんとかにあてがわれた新品学生服という印象。服に着られていると言ったら失礼だが、着こなしていない感が新入学感につながって、ミョーにリアルだなぁと思った。
そう思うと同時に、あぁそう言えばアレもリアルだなぁ、と。
アレ、というのは、パイオニアのDVDレコーダーことスグレコであるが、この際スグレコ自体はどうでも良い。ポイントは、スグレコのTV-CFに出ている女子高生と思わしき人物こと“みかちゃん”である。
そのCM、毛髪がパイオニアっていうかPioneerの“P”を思わせる形状をした親子三人組が出てくるもので、件のみかちゃんはママとパパに録画を頼まれつつテレビの前でパラパラを踊っている。
ていうか、知ってます? みかちゃん。ちなみに、そのCMはこのページから見られるのであり、みかちゃんを演じているのはこのお方と思われる。
さておき、このみかちゃんがまたリアルだと感じられる。前述のカシオの女子学生とは対照的に、全体的に学生生活慣れしたルーズさが少々伺え、新入生とかいうイメージとは遠い。が、CMの背景はお金持ちそーな印象であり、なるほどみかちゃんが過剰にギャル風でないのはイイトコのムスメさんだからであったか、みたいな。
まったく余計なお世話と言えるが、そういった細かな演出・イメージまで計算していると思われるCM・広報資料制作者の人はご苦労様だなぁと思った。でも、そんなふうに、「あれ?」と思わせるイメージ作りって、なるほど俺とかの目を留めたわけで、効果があるんだろうなぁとも思った。