2006年06月07日
ペンタックスK100Dとオリンパス
ペンタックスから“カメラボディ内に手ブレ補正機構を実装”したデジタル一眼レフカメラが発売される。K100Dという機種ですな。
ペンタックス製デジ一眼の魅力は、けっこー多彩で、本体もレンズもかな~りコンパクトだったり、独特の画質的良さがあったり、あるいは実勢価格におけるコストパフォーマンスが高かったり、古いレンズなんかも使える(手段が多くあったりする)こと等々。そんな魅力に、今度は手ブレ補正機構という大きな要素が加わった。しかもボディ内にその機構を持つので、どのレンズを使っても手ブレが低減されるっつーわけですな。
ぬぬぬ!! これは買うかも!! そして近未来にK100Dにパンケーキレンズを装着して非常にコンパクトに携帯しつつファインダーを覗く俺が居……と思ったところで、買わなさそうな気がしてきた。
てのはオリンパスのE-330という機種。発売日にこのデジ一眼買ったんスけど、以降、猛烈に活用しまくり中なのだ。ナゼかと言えば、その理由はただひとつ、ライブビュー表示を見て撮影ができるからだ。つまり、現在レンズが捉えている光景を液晶画面に映しつつ、撮影ができる。コンパクトデジカメでは当然の機能だが、レンズ交換式デジカメでライブビュー表示ができる機種は、現在のところオリンパスのE-330しかない。
で、ですね、このライブビュー表示が壮絶なほど便利なんですよマジで。光学ファインダー越しに見える像の方が鮮明で美しい、とか、接眼しないで撮ると手ブレの原因になる、とかいうマイナス要素は確かにあるライブビュー表示機能。なのだが、何しろずいぶんと撮影がラクになるライブビュー表示機能でもある。いや、「でもある」どころか、この機能を使うと、他のデジタル一眼レフカメラがかったるくてしょうがなくなる拙者なんです実は。
さらに、実は、キヤノンのEOS 5Dを持っているにも関わらず、E-330のライブビュー表示機能のヤケクソなる便利さ・実用性から、EOSちゃんの出番激減だったりする。また、E-330があまりにも便利に使えちゃう=多用しまくりになるゆえ、オリンパス製のフォー・サーズ・システム用レンズを買い増し中(HIGH GRADEシリーズレンズをコンプリートしたヨ!!)。
ついでに、実は、E-330において好きに慣れない部分が少なくなかったりする。例えばサイズやインターフェースの一部だが、これら残念方面要素がけっこーヤなのだが、そのごく一部には「もーヤメて!!」というほど残念な使用感があるのだが、しかし、そんなコトよりライブビュー表示の利便が圧倒的なわけですよ!!
てなわけで、なんかこう、最近、E-330以外のデジ一眼ボディに対する興味が失せていたりする。一瞬、新機種が欲しくなるが、即座にその欲望をE-330が撃滅、みたいな。逆にペンタックスK100Dがライブビュー表示可能だったら即買いしてたような気がする。ていうよりもむしろ、この先、各社のデジ一眼が一斉にライブビュー表示可能になったりしたら各機種を次々買って行き倒れになりそうな気がする。
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