2006年10月02日
マイブームは手作りラバージグ
コレがラバージグだ!! 略してラバジ!! 通称はニャバジ。嘘!! ニャバジなんて言ってるのは俺だけと言えよう。そしてこの色がチャートリュースだ |
あーと、えーと、今回はブロードバンドとかデジタルとかに全然関係ない話題なんスけど、俺のマイブームを大紹介していきたい!!
そしてその内容は!! ラバジ自作でした。
説明しよう!! ラバジとはラバージグの略であり、これすなわち釣りに使う疑似餌!! 洋風に言えばフィッシングで用いるルアー!! さらに言えば、重り付きの針にゴム等のひらひらが多々付いている疑似餌!! 洋風に言えばジグにラバーが付いたリグ!!
ていうかですね、ラバジ、釣れるんですよ、通年。しかも水面近くから水底までレンジを問わず、また、他のルアーと違ってアクションも多種多様に加えられる。このルアーを制する物が釣り(バス釣りに限る)を制する!! と言われているかどうかは知らないが、制するような気がしてならない!! そしてまだ制していない俺はラバジを制していないと言える!! くわッ!!
でもですね、ラバジ、俺好みのが売ってないんですよ。売ってるのはみーんな暗い色ばっかり。俺が魚だったらそんな色に興味全然ナシって感じなのであって、だからオマエはバカでありタコでありプププッであると言えるのかもしれないが、俺が興味津々な色と言えばチャートリュースなのである。和風に言えば蛍光系の黄~緑という色であって、緑色LEDやアマガエルのような色のラバージグだ。
この色のラバジを発見するや否や速攻で買う俺だが、しかし、あんまり売ってない。売ってるのは黒、茶、白、赤系に青系ってあたりがメインだ。チャートリュースは常に在庫切れか在庫僅少か入荷リストにすらない。ボートショップとして有名なポパイの店員さんに訊いたところ「売れるのは黒ですね~。え? チャート!? ダメ、全然出ないですねー」とのこと。チャートリュースはラバジ界のオマケ程度の存在かも知れない。
という理由で、チャートリュースのラバジを作るのがマイブームである。
ルアーを自作する人は少なくないが、その中でも最も敷居が低いのがラバージグの自作だと言えよう。つーか作るの簡単っス。最初から全部自作する人もあるが、例えばジグヘッド(重り付きの針)を買ってきて、それに色を塗って、ラバーを巻けば、はい出来上がり。買うと安くても1個200~300円、フツーに500円、人気のブランドだと600円とかしちゃうラバジだが、自作すると1個100~150円くらいで作れるあたりも良い。作るのに失敗して見栄えが悪くなっても、実質上ルアーとしてはちゃんと使える点も楽しい。
のだが、一点、面倒がある。塗装ですな。ジグヘッドの重りの部分に色を塗るのだが、これが少々面倒だ。いや、色なんか塗らなくても、ラバーに色が付いているし、塗った塗らないで釣果に大差が出るとは考えにくいのだが、せっかく作るんだから……という理由でやっぱ塗りたい、のだが、ちょっと面倒。
そこで便利なのが、Component SystemsのPowder Paint。色が付いた粉なんですけど、ライターとかで熱したヘッドを、この粉にズボッと入れると、それだけで塗装が完了する。ズボッと突っ込んだ後、再度ライターで少々あぶると表面がコーティングされたように美しい塗装となって仕上がる。
てコトで、この便利なパウダーペイント(日本ではオフトからPRO-TECという商品名で売られている)を使って自作ラバジっている俺なのだが、しかし!! ここでもやはり!! チャートリュースのパウダーペイントがねぇんだよアニキ!! 売ってるパウダーペイントのカラーは黒、白、茶、赤あたりがメイン!! やっぱりチャートリュースは蚊帳の外なのかーッ!! とか思って寂しいけ“チャートリュースじゃない色”のパウダーペイントを使って“チャートリュースじゃない色を”ジグヘッドに着色しているチャートリュース野郎の俺だなぁと思った。
チャートリュースのラバジは、売ってるけど、あまり見かけなかったりする。積極的にこのカラーのラバジを出しているメーカーもあるのだが…… | そこで好みの色のラバージグを自作することに……したが、塗装は面倒臭い~。溶剤のニオイもナンだしねぇ。でも楽しいヨ!! |
しかし、チャートリュースの色をしっかり出すのは難しいような気がする。改めてルアーメーカーの塗装ってキレイなんだなぁと思ったりして | これがパウダーペイント。1本100~1,500円。価格に差があるのは釣具市場の七不思議と言えよう。でも非常に便利な塗料で、ジグヘッドを熱してパウダーを塗布し、再度熱すると塗装完了。焼き付け塗装、になるんでしょうか? 非常に綺麗な仕上がりを、スゲく短時間で実現可能である |