2006年10月04日

アクセントを電子辞書で

電子辞書のコンテンツとしてアクセント辞典が採用されないことにご立腹の渡名喜さん。頬がふくれていて、いかにも怒っている感じだが、実はその内部には煎餅等の茶菓子が含まれているとの説もある

 。

 渡名喜さんは喋りまくりで食べまくりで酒も強かったりするウチナンチュな方だが、最近ご不満があるとのこと。てゅーか、拙宅にはNHKから出てる「日本語発音アクセント辞典」みたいな特殊な辞典があり、スタパトロニクスTVの収録時、渡名喜さんがこの辞典を発見した途端、ご不満を喋りまくりつつ煎餅食べまくりつつチョコも食ってたと思った。

 なんでも渡名喜さん、この日本語発音アクセント辞典を収録した電子辞書がナイことに大きな不満を感じているらしい。渡名喜さんはプロのアナウンサなので、このようなある種珍しいけど実は役立ったりオモシロかったりする辞典を持ち歩いている。

 んだけど、重いんです~、と。だったらそのバッグに入ってるチョコとジュースを出して軽量化しなはれっていうか遠足時の子供か貴様は!! でもチョコもジュースもアクセント辞典も絶対必要なんです~、と。だから、どうにかしてください~、困ってるんです~、とキた。

 日本語発音アクセント辞典は、日本語の言葉の標準的なアクセントが載ってる辞典ですな。この言葉のアクセント、どう発音するのが正しいのか? という時のリファレンスとなる辞典である。

 ていうかそんな専門的なコンテンツが電子辞書に入る……わけが……いや、ありそうですな。入ってても良さそう。最近の電子辞書には旅行や特定の趣味には便利だけど多くの人には全然必要ないコンテンツが多量に入ってますな。一方、発音とかに携わりがちな仕事をしている人って、けっこー多いと思う。アナウンサや声優はもちろん、人前で喋ったりする人はアクセントのコトを気にするケースが多いと思うが、正しいアクセントってフツーの辞書じゃわかんないし。

 なるほど、こういうコンテンツは電子化するメリット、というかメーカー的なオイシさはけっこーありそうですな。ただ、この辞書、NHK出版が出してるわけであり、電子化時は版権的にアレコレ面倒な予感若干アリ。新明解日本語アクセント辞典の方が電子化しやすい感アリなフィーリングでしょうか?

 ともあれ、なんかこう、アクセント辞典を電子化して電子辞書に実装すると、言葉&喋る関連の仕事を持つ人にけっこー売れまくるんじゃないかなぁとか思った。

各社から発売されている、と言っても有名どころは2冊程度のアクセント辞典類。左がNHK出版の「日本語発音アクセント辞典」、右が三省堂の「新明解日本語アクセント辞典」「“というわけで、ソニーかシャープかカシオかキヤノンかその他どこのメーカーさんでもいいですから、電子辞書にアクセント辞典入れてくださいネ!!”って書いておいてくださいネ!!」とおっしゃる渡名喜さん(口の中に飴含む)であらせられた

NHK出版の「日本語発音アクセント辞典」こちらは三省堂の「新明解日本語アクセント辞典」。NHK出版と三省堂の違いについてだが、素人にとっては、ま、だいたいどっちも同じような感じ

投稿者 : 09:00 | トラックバック [ ソフトウェア ]

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