2007年06月18日

リコーのサポートキット

リコー Caplio GX100

 リコーの広角ズームデジカメことCaplio GX100を買った。ケータイWatchでもレポートしたんだが、その後、微妙にショックだったり興味深かったりしたので、そんな話をば。

 出先でケニー・オブライエン氏と遭遇。彼もCaplio GX100ユーザーである。ので、「GX100のこの挙動、イヤじゃないスか?」と“シャッター半押し前後で画面表示がやや下にシフトする件”について訊いてみた。拙者レポート内の下のほーで触れている件だ。

 するとケニーさん、「???」との表情。オレの実機はヘーキだよ、とケニー所有GX100を渡されたので半押ししてみたら、ニャニャニャ!! 問題ニャい!! とすると、拙者のGX100だけが半押し時画面シフト状態!? ていうか俺の買った個体が初期不良!?

 早速リコーのサポートに電話してみたら、とりあえず診ましょう、と。対応しますんで、と。

 なんか、非常に初期不良っぽい予感なんですけど、まだどういう結果になるかわからないので、この問題はとりあえず保留。でもまあ、きっと、半押し時画面シフト状態が治って返ってくることでしょう。だってケニー氏のGX100ではこの問題全然ナシだし。

 さておき、リコーのサポートの速攻さ&スムーズな手順には少々驚いた。電話したら速攻で修理品送付キットみたいなのが送られてきたが、これがイイ感じであった。

 仮にこれをサポートキットと呼ぶとして、洗練度が高いというか、サポート慣れしているというか、使いやすかった。サポートキットは確かメール便か何かで送られてきたと思うが、その中身は写真のとおり。手順を示す紙や梱包材。サポートされ側は、修理品等を箱詰めして発送する程度の手間しかかからない。情報記入は自署のみで、住所や機種名等々を書く必要は一切なかった。

 他のメーカーだと、例えばサポート窓口に電話すると、販売店に言えとか最寄りの修理センターに出向けだとか言うところも少なくない。けっこー面倒。パソコンなんかはピックアップサービスみたいなのが多いわけだが、デジカメなんかの小物系だと、やっぱり何かと(サポートされ側が)面倒だったりする。

 リコーの場合は、電話一本で、確か住所氏名等やデジカメの製造番号を伝えたくらいで、その後は非常にスムーズであった。こういう点はイイですな。「あーもーGX100修理かよ面倒臭ぇ~」という後ろ向きな気分が、ちょっと晴れたりなんかして。……ま、最初から問題ナシの製品出荷しろよタコ、という気持ちはありますけど。

リコーから送られてきたサポートキット一式。段ボール箱、着払い伝票、梱包材、送付手順説明書等だ。着払い伝票には、こちらの住所氏名等およびGX100の製造番号まで印字されていた。何かを記入する必要はナシ。修理品を包むビニール袋がちょいとユニーク。まず、モノをビニール袋に入れまして……


ビニール袋の端にある穴に、付属のストローを挿す。で、これを膨らますと……このような状態に。ビニール袋は多重構造で、外側が空気で膨らみ、中のモノを保護する。また、膨らませた状態で、付属の段ボール箱にピッタリ収まるようになっている。


サポートキットの中で、(拙者の場合は)唯一記入が必要であった「ご承諾のお願い」書類。記載事項に対する承諾をするわけですな。記入する、と言っても、日付と自署だけなのでラク。モノと書類を箱に入れて送付。サポートキットが家に送られてくる→モノを梱包して署名して箱に詰める→宅急便取扱店に出しに行く、というシンプルな手順だ。宅急便に電話して取りに来てもらえば、家を出る必要もありませんな。

投稿者 : 12:51 | トラックバック [ デジカメ/DV ]

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