東京・秋葉原の主要店舗を巡回し、実売価格を調べる「ブロードバンドルータ実売価格調査」。毎月第2、第4金曜日に調査し、新製品、定番品、話題の商品の実売価格を紹介する。
夏休み中の秋葉原は中高生の姿が目立つが、ブロードバンドルータ売場に限っては若年層の姿は少なめ。売り場の注目は無線LAN製品で、最近相次いで発売された高スループットタイプの製品も売り場では地味な存在となっている。
今回調査の新製品はヤマハの「RT56v」で、すでに発売されている「RTA55i」からISDN接続機能を削り、VoIP用のアナログポート数を増やしたもの。価格は3万4799円~3万4800円と、ルータにしては高価な部類に入る。
また、無線LANアクセスポイントでは、コレガ「BAR SW-4P WL」やプラネックス「BLW-04EX」といった安価なルータ内蔵品のほか、無線アクセスポイント単体の製品も数多く販売されており、旧製品の特価では1万円を切るものも見られる。
そのほか、無線LANカードの差し替えでIEEE 802.11aと11bの両方に対応できるアイコムの「SR-21BB」シリーズは前回調査から店頭価格が下がった。IEEE 802.11a対応の無線LANカードが同梱される「SR21S52G」が48799円、11bのカードがセットになった「SR21S12F」が32800円と、前回よりも6200~7000円下がっている。
【調査日:2002年08月09日】
調査店舗: 石丸電気パソコンタワー、カクタソフマップ、ツクモパソコン本店、DOS/Vパラダイスネットワークセンター、LAOX THE COMPUTER館
■ URL
NEW PRODUCTS IMPRESSION
http://bb.watch.impress.co.jp/column/review/
(編集部)
2002/08/09 13:26
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