「Windows 7」は2009年末にも発売、Microsoftが見通しを発表


Windows 7(RC版)の画面

 米Microsoftは11日、次期OS「Windows 7」の発売時期について、「今年のホリデーシーズン」に間に合うように出荷する計画を明らかにした。米国のホリデーシーズンは、11月中旬から12月のクリスマスの時期にかけて続くことから、2009年末には出荷されることが予想される。

 現在、Windows 7は製品候補版(RC版)が公開されている。Windows 7開発チームのブログによれば、このRC版に対するフィードバックの結果が良ければ、RC版の次の段階となるRTM版までは3カ月程度でこぎ着けると予想している。

 RTM版は最終的なバージョンとなり、このバージョンをもとにメーカーや小売業がWindows 7を販売することになる。ただし、RTM版はそのまま出荷されるわけではなく、さらに同社がGeneral Availability(GA)と呼ぶ段階に達する必要がある。RTM版からGAに至るまでには、ローカライズ作業も進められる。Windows 7では、これまでのWindowsに比べて各国語版リリース時期の遅れは小さくなる見通しだ。


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(青木大我 taiga@scientist.com)
2009/5/12 13:06