NTTドコモ、「Android」を採用したHTC製端末「HT-03A」
HT-03A |
NTTドコモは、米Googleが主導する携帯電話向けのオープンソース型プラットフォーム「Android」を搭載したHTC社製の端末「HT-03A」を、2009年6月から7月をめどに発売する。
「HT-03A」では、Google検索やGoogleマップ、Gmail、YouTube、PicasaウェブアルバムといったGoogleの各種サービスが利用できる。Gmailでは、メールの自動受信に対応。また、Googleマップの「ストリートビュー」にも対応し、本体搭載の地磁気センサーにより向いている方向に合わせてストリートビューの画像を表示する。なお、iモードやおサイフケータイの利用には対応しない。
「Android」向けのアプリケーションをダウンロードできる「Androidマーケット」の利用も可能。また、ホーム画面などをユーザーの好みに応じてカスタマイズできる。
通信機能は、IEEE 802.11b/gにBluetooth、GPSをサポート。また、下り最大7.2Mbpsの「FOMAハイスピード」を利用できるほか、国際ローミングサービス「WORLD WING(3G+GMS)」にも対応した。
本体ディスプレイは320×480ドット表示が可能な、3.2型のタッチパネル式TFT液晶を採用。本体操作面では、トラックボールによるWebページや地図のスクロールにも対応する。
カメラ部は、有効画素数が約320万画素のCMOSイメージセンサーを搭載し、オートフォカース撮影が可能。また、microSDスロットを備え、最大4GBのmicroSDHCカードまたは最大2GBのmicroSDカードを装着できる。
本体サイズは約56×14×113mm(幅×厚×高)で、重量は約123g。連続待受時間は3Gモードが約140時間、GSMモードが約100時間で、連続通話時間は3Gモードが約240分、GSMモードが約260分。本体色はブラックとホワイトの2色。
本体前面 | 背面 |