Suica・SUGOCA・nimoca・はやかけんの相互利用、3月13日に開始


ICカード乗車券の相互利用サービスイメージ

 東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京モノレール・東京臨海高速鉄道の「Suica」、九州旅客鉄道(JR九州)の「SUGOCA」、西日本鉄道(西鉄)の「nimoca」、福岡市交通局の「はやかけん」は、ICカード乗車券および電子マネーの相互利用を2010年3月13日から開始する。

 この相互利用により、北部九州エリアと首都圏・仙台圏・新潟圏の「Suica」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」対応エリアでは、いずれか1枚のICカード乗車券で自動改札機での入出場などが可能となる。このほか、東京モノレール、りんかい線、ニューシャトル、仙台空港アクセス線、伊豆急行線での利用にも対応する。各券売機でのチャージにも対応し、チャージ上限額は2万円。

 電子マネーの相互利用では、「Sucia」加盟店の約5万5520店舗、「SUGOCA」加盟店の約920店舗、「nimoca」加盟店の約1380店舗、「はやかけん」加盟店(対応店舗は現在未定)について、いずれの乗車用ICカードでも決済が可能となる。

 「Suica」では、2010年3月13日から「モバイルSuica」のオートチャージサービスを開始。オートチャージは、自動改札機から入場する際、チャージ残高が一定金額以下だった場合にあらかじめ設定した金額が自動的にSuicaに入金されるサービス。首都圏のSuica・PASMOエリア、仙台エリア、新潟エリアの自動改札機で利用でき、ViewカードにモバイルSuicaを登録する必要がある。


相互利用開始を記念し、枚数限定で発売する各乗車用ICカード。発売日は2010年3月13日

関連情報



(村田 奏子)
2009/12/22 16:59