MS、「Xbox 360」のアップデートを8月11日に実施


「ゲーム オン デマンド」北米版の開発中画面

 マイクロソフトは、家庭用ゲーム機「Xbox 360」を機能強化する「Xbox LIVE アップデート」の配信を、8月11日から順次実施する。

 今回実施する「Xbox LIVE アップデート」は、2009年5月に「Electronic Entertainment Expo(E3)」の開催に合わせて米Microsoftが実施したブリーフィングで予告されていたもの。対象地域は、日本を含めたオンラインサービス「Xbox LIVE」を展開する全地域になる。

 アップデートを通じて、Xbox 360のゲームソフトをダウンロード購入できる「ゲーム オン デマンド」、アバター用の衣装やグッズを購入できる「アバター マーケットプレース」を新たに追加する。また、マイクロソフトが無償提供するゲーム開発ソフト「XNA Game Studio」で開発されたゲームをダウンロードできる、「Xbox LIVE インディーズ ゲーム」も利用が可能になる。

 加えて、「Xbox LIVE マーケットプレース」のゲームソフトを対象に、5段階の星で評価できる「おすすめ度」機能を追加。最大8人でボイスチャットが可能な「XBOX LIVE パーティー」では、参加するパーティへの接続が切れた場合に自動再接続をするようになる。

 このほか、Xbox LIVEの有料サービス「ゴールド メンバーシップ」で、有料会員期限が近づいた際に通知をする機能、ゴールド メンバーシップの継続利用年数の表示機能を追加。また、システム設定の「メモリー」で、データの作成日時を表示するなどの機能拡張も実施される。

 なお、米Microsoftのブリーフィングで発表された、「Twitter」や「Facebook」、「Last.fm」との連携は今回のアップデートには含まれていない。日本での展開についてマイクロソフトでは、追って案内するとしている。


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(村松 健至)
2009/7/24 17:03