スクエニ、自作イラストを3D化できる「パーティーキャッスル」


パーティーキャッスル「パーティ広場」

 スクエア・エニックスは16日、ユーザーが投稿したイラストを3D化できるサービス「パーティーキャッスル」のベータテストを開始した。利用は無料。

 「パーティーキャッスル」は、自分で描いた2Dのイラストを3D化し、専用コミュニティ内で動かせるサービス。「パーティーキャッスル」は公式サイトのほか、ダウンロード型のクライアントソフトやコミュニティサービス「パーティー広場」で構成される。

 自作キャラクターは、イラストをクライアントソフトで編集することで3D化できる。キャラクターはプロポーションや身体の各部サイズの調整が可能。サイズを変更すると、キャラクターが自動的にアクションを起こす場合もあるという。


キャラクター編集ソフト利用イメージ

 また、3D化したキャラクターにモーション(動作)を付ける機能や、作成したキャラクターを撮影できる機能、作成したモーションを動画で再生する機能を用意する。作成したキャラクターは、ダウンロード型のコミュニティサービス「パーティ広場」で自由に動かすことができるほか、他ユーザーとのチャット機能も搭載する。

 正式サービスの開始は2009年冬を予定。利用料金は無料で、スクウェア・エニックスが提供するオンラインサービスの共通アカウント「スクウェア・エニックス アカウント」が必要。アイテムは課金制だが、ベータ版では未実装となる。

 必要環境は、OSがWindows Vista/XP SP3、CPUがPentium4 2.8GHz以上、回線速度が1.5Mbps以上。必須ランタイムはDirectX9.0c。


編集クライアントソフトの1つ「キャラクターエディタ」編集クライアントソフトの1つ「モーションエディタ」編集クライアントソフトの1つ「シーンエディタ」

「パーティーキャッスル」利用イメージ

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(村田 奏子)
2009/10/16 18:39