JR西とスルッとKANSAI、ICカード型の連絡定期券を導入へ


連携サービスのイメージ

 JR西日本とスルッとKANSAI協議会は15日、ICカード乗車券を活用した新たな連携サービスの検討を開始すると発表した。これを受けて、JR西日本と京阪電気鉄道(京阪電車)は、IC連絡定期券のサービス開始で合意した。

 ICカード乗車券を活用した新たな連携サービスは、JR西日本の「ICOCA」が持つプリペイド機能や定期券機能、スルッとKANSAIの「PiTaPa」が持つポストペイ機能など、双方の仕組みを活かしたサービスの連携を検討するというもの。その1つとして、1枚の定期券で異なる運輸機関をまたがって利用できる「連絡定期券」について、ICカード乗車券タイプを導入する。

 IC連絡定期券のサービス開始で合意したJR西日本と京阪電車では現在、磁気式の連絡定期券のみを発売している。今回の合意を受けて、JR西日本は「ICOCA」を使ったJR西日本と京阪電車間のIC連絡定期券を2010年5月頃をめどに導入する。また、京阪電車では、2011年中に大津線を除いた各駅に「ICOCA」を購入できる自動券売機を設置するのに加えて、連絡定期券を含めた「ICOCA定期券」の発売も予定する。

 なお、JR西日本と連絡定期券サービスを実施する他のスルッとKANSAI協議会の加盟社・局に関しても、準備の整った会社間で「ICOCA」「PiTaPa」によるIC連絡定期券サービスを導入する方針だ。


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(村松 健至)
2009/12/16 12:54