gooがウェブ検索に「行動ナビ」採用、目的に応じた検索が容易に


「行動ナビ機能」のイメージ

 NTTレゾナント株式会社は18日、ポータルサイト「goo」の「ウェブ検索」の機能強化を実施した。検索キーワードから想定される動詞を検索結果ページに表示して、ユーザーの行動に応じた検索結果に誘導する「行動ナビ機能」などを追加した。

 行動ナビ機能は、約30万語で構成される検索キーワードの辞書をもとに、ユーザーが入力したキーワードに関係する動詞を検索結果ページで提示する。例えば、地名で検索すると、検索結果の左ペインに「検索ガイド」として、「行きたい」「知りたい」などの動詞を提示。ユーザーはこれらの動詞を選ぶことで、目的に合わせた検索を行える。

 具体的には、「田町」で検索すると、「知りたい」や「行きたい」と提示される。ここで「知りたい」を選ぶと、「おみやげ」「乗り換え」「地図」などの候補が表示される。さらに「地図」を選ぶと、「田町 地図」という検索キーワードによる検索結果が表示される仕組み。同機能は10月に携帯電話向けの「モバイル goo」で実装されていた。

 gooではこのほか、ユーザーが検索するキーワードに対し、探している情報を優先的に検索結果に表示する「ダイレクト機能」も追加した。ダイレクト機能では、「(地域名) 地図」と入力することで、「goo地図」による地図情報を表示したり、2つの駅名を入力することで、「goo路線」による経路・所要時間・運賃情報を表示することが可能だ。


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(増田 覚)
2009/12/18 16:43