USEN、ISP事業をSo-netに譲渡
USENは24日、同社のISP事業をソネットエンタテインメント(So-net)に譲渡することを、取締役会で決議したと発表した。譲渡価格は19億6800万円。So-netに譲渡するサービスはNTT東西のフレッツ回線を利用したサービスのみで、独自に敷設した光ファイバー網を利用する接続サービスは関連会社のUCOMが引き続き運営する。
USENとSo-netでは、11月25日に事業譲渡に向けて合意。今回、正式に事業譲渡が発表された。
So-netに事業を譲渡するのは、個人向けサービス「GyaO 光 with フレッツ」「GyaO BB ベーシック」と、店舗・事業所向けサービス「GyaO SA 光 with フレッツ」「GyaO SA」の各サービス。総契約数は約23万件。
So-netでは、譲渡された各サービスについては、当面はサービス名称やサービス内容、価格などは従来のままユーザーに提供する予定としている。
USENではSo-netとの業務提携により、テレビ向け有料映像配信サービス「U-NEXT」とSo-netのインターネット接続サービスのセット販売を行い、映像配信サービスの顧客拡大を目指すとしている。
2009/12/24 17:33