2008年01月23日

Adobe InDesign CS3

 思うところあって、再びAdobe InDesignを使い始めた。が、なんか拙者のはバージョンが古く(2.0だった)、仲間とのデータのやりとりで面倒が生じたので、アップグレードした。Adobe Creative Suiteを使っているので、Design Premiumバージョンへとアップグレードし、InDesignもCS3としてみた。

 てか、やっぱ、InDesignはイイっすよ。紙媒体作るなら、拙者的にはコレが最高。特に、写植時代からやっていた者にとっては、使い始めるとイキナリ実用的なのであり、マニュアルを読む前に手を動かせるのであり、痒いところにも手が届くのであって、グレイトでありエクセレントと言える。

 現在、コレで豆本~文庫本あたりを作っている。使用中、禁則処理やグリッドフォーマット等のテンプレート作りでハマったりした(デキるコトがヒジョーに多いので時間がかかる、が、こういうソフトはデキるコトが多い方が実用レベルで役立つ)。しかし、いったん設定が済めば、目の前で本がどんどん出来上がっていく感じ。やっぱ凄いっス。

 原稿用紙に書き、写植を発注していた頃から思えば、まったくもって夢のようなソフトウェアですな。(当たり前かもしんないけど)特にPDFへの書き出しがスムーズだしエレガント。バージョン2.0あたりと比べると効率UPのための機能が増え、インターフェイスも使いやすくなっている。

 ……って、普通は使わないソフトかもしんないですけどネ。本とか作りたい人は、ゼヒ一度触れてみるといいと思う。


Adobe InDesign CS3の表示例。InDesignはレイアウトソフトだが、機能的には紙媒体なら何でも作れる出版系統合ソフトって感じですな。日本の(わりと歴史的な)版組を踏襲した機能が秀逸。写植経験者にとってはなおさら使いやすいっスよ。InDesignで作業してるとついつい夜中になってしまうが、猫も夜中は仕事中。ていうか眼をピカッと光らせて何かを待っている。

投稿者 スタパ齋藤 : 2008年01月23日 11:00 [ ソフトウェア ]

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