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2005年09月29日

挑戦者の「LAN Tank」をiTunes 5.0対応にアップグレード

 Broadband Watchのニュース記事特集で掲載、本ブログでも購入時にご紹介した挑戦者の「Lan Tank」。指定フォルダ内に保存した楽曲ファイルを自動でiTunesが認識してくれるというiTunes連携機能が特徴の1つですが、挑戦者の公式サイトでは、iTunesの最新版「5.0」にアップデートするとLAN Tankとの連携機能が利用できないという事象が掲載されています。
PCパーツブランド『挑戦者』LAN Tank(SOTO-HDLWU)製品紹介
http://supertank.iodata.jp/products/sotohdlwu/

 iTunesとの連携機能は、DAAP(Digital Audio Access Protocol)と呼ばれるプロトコルをサポートした「mt-daapd」というソフトウェアで実現されています。このmt-daapdの最新版では、iTunes 5.0と連携できない問題が解消されていますので、mt-daapdを最新版にアップデートすれば、iTunes 5.0との連携が可能です。iTunes連携機能をこよなく愛している方々の参考になればということで、mt-daapdのアップグレード手順を簡単にご紹介しておきます。なお、挑戦者でも公式アップデータを用意する予定とのことですので、mt-daapdのアップグレードはくれぐれも自己責任でしていただくようお願いします。

以下で入力しているIPアドレスやパスワードは、オンラインマニュアルに掲載されている初期設定値を利用しています。IPアドレスやパスワードを変更している場合は、太字斜体の部分を自分で設定した値に置き換えた上でご参照ください。


「コマンド プロンプト」で「telnet 192.168.0.200」を入力

IDとパスワードの入力を求められるので、IDに「admin」、パスワードに「password」と入力

LAN Tankの管理者権限へ切り替えるために「su -」と入力。その後に要求されるパスワードは「tmaster」と入力

apt-getを最新版へアップデートするために「apt-get update」と入力

アップデートが終了したのち、「apt-get install mt-daapd」と入力。途中で操作を続行するかどうかを聞かれるので「Y」を入力して先へ進む

apt-getのおかげで、アップデート作業そのものは非常に簡単です。iTunes 5.0をインストールしたらLAN Tankが使えなくなった! とお困りの方は、くれぐれも自己責任の上でお試しください。

投稿者 甲斐祐樹 : 2005年09月29日 22:40

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