【Interop Tokyo 2009】
NTT Com、HOTSPOTエリアからのEye-Fi投稿をデモ
Interop Tokyo 2009のNTTコミュニケーションズのブースでは、4日に開始した「HOTSPOT connect」の紹介スペースなどを設けている。
「HOTSPOT connect」は、NTT Comの公衆無線LANサービス「HOTSPOT」のサービスエリアを、特定のサイトやサービスに限って無料でアクセスできるというもの。対応第1弾は、アイファイジャパンの無線LAN機能搭載のSDメモリカード「Eye-Fi」で、紹介スペースではアップロードのデモを試すことができる。
Eye-Fiの場合では、Eye-Fiサーバーを経由して、指定のオンラインサービスやPCへの写真や動画のアップロードが可能。取材時点では、周囲の無線LAN環境が混雑していたため、アップロード作業に時間を要していたが、デモ用に開設されたNTT Comのブログサービス「ブログ人」への写真アップロードを確認できた。なお、HOTSPOT connectに対応するNTT Comのサービスは、ブログ人を含めて現時点で決まっていないという。
HOTSPOT connectではEye-Fiカードで撮影した写真・動画をアップロードできる | デモ用のブログ人に投稿したところ | 公開予定のユーティリティ「HOTSPOT Gear」 |
HOTSPOT関連ではまた、無線LAN機能を使ってインターネットにアクセスできるニコンのヘッドフォン型の映像再生機器「UP」を紹介するスペースも設置。UPには、HOTSPOTのSSIDやWEPキーが設定されており、スペース内ではHOTSPOTに接続して、UP向けの動画コンテンツを視聴するデモが体験できた。
このほかNTT Comブースでは、60GHz帯を使って4K(4096×2160)映像を屋内無線伝送するソリューションや緊急地震速報配信ソリューション、NTTぷららの「ひかりTV」などを紹介していた。
ニコンの「UP」も体験できる | ソニー「mylo」にもHOTSPOT設定がプリインストールされている | HOTSPOT connectはパートナー向けソリューションの1つとして紹介されていた |
60GHz帯の無線伝送デモ。映像のビットレートは6Gbps | 緊急地震速報ソリューション。個人・企業向け製品を展示する | ひかりTVはサービス紹介が中心で、新STBなどの展示はなかった |
2009/6/10 18:48