漫画家自身によるネット販売、約7割が肯定意見。アイシェア調査


漫画家がマンガを1話数十円でインターネット販売することについて

 株式会社アイシェアは、インターネット上でのマンガ閲覧などに関する調査結果を公表した。調査は4月22日から27日までで、361人が回答した。性別比は男性が53.2%、女性が46.8%。年代比は20代が39.1%、30代が28.8%、40代が32.1%。

 調査結果によれば、マンガを読む割合は48.5%。また、「インターネット上でマンガや小説を読むことがある」と回答した割合は34.6%で、男女別では女性が男性よりも19.5ポイント高い45.0%、年代別では20代が48.2%ともっとも高い数値を示した。閲覧に使用する端末は、「パソコン」が83.2%と1位で、次いで「携帯電話」が32.0%、「携帯情報端末」が4.0%。

 また、漫画家がインターネットを通じて1話数十円で作品を直接販売することについて、19.7%が「とても良いと思う」と回答。「どちらかというと良いと思う」の52.4%を合わせて、72.1%が肯定的な考えを示した。

 なお、同質問に関する自由回答を見ると、肯定派では「読みたい人が簡単に読めるので」や「手軽に作者へ対価を支払えるから」などの意見が、否定派では「Webは無料であるべき」「支払い方法が面倒」などの意見があった。


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(村松 健至)
2009/5/18 13:55