gooホーム、友達のTwitterなど外部サービスの更新情報も表示


NTTレゾナントメディア事業部サービス部門の上床昭人担当課長

 NTTレゾナントが運営するgooは、SNS「gooホーム」のリニューアルを実施した。YouTubeやTwitter、Flickrなどの外部サービスに対応し、お気に入り登録ユーザーの外部サービス更新情報をマイページに通知する。

 gooホームは2007年10月に開始したSNS。ブログサービス「gooブログ」や画像共有サービス「OCNフォトフレンド」、ソーシャルブックマークサービス「goo ブックマーク」など、NTTグループ内の各種サービスに対応し、サービスに限らず1つのgooIDで1つのプロフィールページを提供する。

 今回のリニューアルでは、「はてなダイアリー」や「Twitter」、「Picasa」など約30の外部サービスに対応。マイページには利用している外部サービスを登録できる。

 自分が対応する外部サービスを利用した場合、その更新情報がプロフィールへ反映されるほか、友達登録をしているユーザーのマイページにも通知される。同様に、友達登録しているユーザーの更新情報や、自分が所属しているコミュニティの更新情報が自分のマイページにも表示。ユーザーのトップページでは、外部サービスを含めたそのユーザーの更新情報を時系列で一覧表示する。

 対応する外部サービスは、Ameba(アメーバブログ)/はてなダイアリー/エキサイトブログ/llivedoor Blog/楽天広場/VOX/Twitter/Wassr/はてなハイク/はてなブックマーク/delicious/Yahoo!ブックマーク/OCNフォトフレンド/Picasa/flickr/はてなフォトライフ/livedoor PICS/フォト蔵/Photomemo/YouTube/crossreview/iLike。


他ユーザーのトップページ中央にそのユーザーの更新情報を表示マイページの「友達・コミュニティの更新情報」欄で更新情報を確認可能。外部サービスは時系列表示のほか、Twitterは「ミニブログ」カテゴリなど、カテゴリ別でも表示できる利用できる外部サービス一覧

 また、「OpenSocial」対応のガジェットを提供。21日現在では、Q&Aサービス「教えて!goo」「gooゲーム」「1日1回!おみくじ神社」など約15種類の公式ガジェットを公開する。

 OpenSocial対応ガジェットは、自分のマイページに登録できる。また、gooホームがOpenSocialの開発環境を提供する「gooホームサンドボックス」に会員登録することで、ガジェットの開発も可能。このほか、マイページのデザインテーマを30種類提供する。


マイページでのガジェット表示ガジェット登録ページ。上部のガジェットタブから表示できるデザインページ

 リニューアルについての記者説明会では、NTTレゾナントメディア事業部サービス部門の上床昭人担当課長が登壇。リニューアルした「gooホーム」を「最強のポータル」とし、「開発者によるガジェット販売や、ガジェットの利用に応じて開発者に収益が入る仕組みも検討している」とした。

 2007年10月のサービス開始時の目標ユーザー数は、「2007年度内で100万人、2年後に300万人」としていたが、約1年半後となる現在の会員数は「goo全体では1000万IDだが、gooホームでは数十万IDが現状」(上床氏)。「今回のソーシャルウェブポータルで、ユーザー数を今後半年程度で倍増させたい」と語った。


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(村田 奏子)
2009/5/21 17:33