NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とNTTレゾナントは、NTT ComグループとしてのSNSサービス「goo ホーム」を10月11日に開始する。goo IDを取得すれば無料で利用できる。
■ グループ内サービスを集結。「goo ブックマーク」も提供
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goo ホーム
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goo ホームは、NTT Comグループが提供する各種サービスをSNSプラットフォーム上に取り込んだサービス。日記機能はNTTレゾナントが運営するgooの「goo ブログ」、写真機能はNTT Comが運営するOCNの「OCNフォトフレンド」を採用。さらに新サービスとして、10月11日同日より「goo ブックマーク」を提供する。
公開・非公開設定のカスタマイズが特徴で、最大10までのグループを作成し、グループごとにgoo ブログ公開範囲を指定できる。また、プロフィールも全体公開に加え、「友達のみ」やグループ単位での公開設定が可能。RSSを設定することでgooブログ以外も日記として登録できるが、goo ブログ以外では公開範囲は設定できない。
日記機能以外ではプロフィールページ、メッセージ送受信、コミュニティ機能、足あと機能などを用意。また、gooのニュースや天気、占いといった情報に加え、好きなRSSフィードを登録してgoo ホームに表示することも可能だ。
goo ブックマークは、登録したWebサイトを他のユーザーと共有できるソーシャルブックマークサービス。同じURLを登録した人数の表示機能、ブックマークのタグ管理機能、Internet Explorer 7およびFirefox 2に対応したブックマークレットなどを用意する。goo ブックマーク単独でも利用できるが、goo ホームとあわせて利用することで、goo ホームで登録した友達やコミュニティをgoo ブックマークでも利用できるほか、goo ホームでもgoo ブックマークの登録内容を公開できる。
OCNフォトフレンドは、無料で30MBまで利用できる画像共有サービス。月額315円の「cocoaギガストレージ」を契約することで、2GBディスク容量を拡張できる。goo ブックマークと同様単独でも利用できるが、OCNフォトフレンドの画像をgoo ホームに表示することが可能。ただし、表示できるのはOCNフォトフレンドで全体公開されている画像のみで、goo ブログのように公開範囲を設定することはできない。
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goo ブログの公開範囲を記事ごとgoo ホームのグループに設定できる
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gooの各種情報サービスやRSSが設定可能
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goo ブックマーク
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OCNフォトフレンドの画像をgoo ホームで表示できる
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■ グループ内のほかブログにも対応予定。ブログ統合は「検討中」
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左からNTTレゾナント 取締役 ポータル事業本部の大町雄一事業推進部長、NTTレゾナント メディア事業部の上床昭人担当課長
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今後も機能は拡張予定で、12月には「あしあとサービス(仮)」を提供予定。すでにgooホームでは足あと機能を実装しているが、12月からは他のブログサービスなどでもgooのIDを使ったアクセス履歴管理が可能になるという。
また、第4四半期から2008年春にかけて、同じNTT ComグループのISPであるOCN、ぷららにも対応するほか、gooホームのモバイル版も提供予定。また、Q&Aコミュニティ「教えてgoo」のgooホーム対応も予定している。
なお、OCNでは「ブログ人」、ぷららでは「BROACH」と、gooブログとは異なるブログサービスをそれぞれ運営しているが、これらグループ内のブログにgooホームがどのように対応するかは現在検討中。NTTレゾナント メディア事業部の上床昭人担当課長は、「現状でもgooホームに他のブログを登録できる機能は提供している」とした。
NTTレゾナント 取締役 ポータル事業本部の大町雄一事業推進部長は、「gooブログなどさまざまなCGMサービスを展開している中で、ブログを全体公開ではなく日記感覚でプライベートに公開したいという要望が強かった」と説明。こうした要望を踏まえながら、ooの各種サービスを統合することで「今までのサービスを楽しみながらも友達関係を気づいていけるサービス」と自信を示した。
SNSではmixiが1,000万以上の会員数を集めて日本最大規模を誇っているが、大町氏は「mixiは日記を中心として、要望に応じてニュースやミュージックといったサービスを取り込んでいくアプローチだと考えている」と指摘。「我々はgooとしてすでにサービスを持っている点が強み」とし、既存のgooサービスユーザーやNTT Comグループの会員を中心としてユーザーを獲得していくとした。
NTT Comグループの会員数は、OCNが約600万、ぷららが約200万以上、goo ID取得ユーザーが約800万。こうした既存会員を引き込むことで「後発ではあるがSNS参入の余地はある」。ユーザー数の目標は2007年度内で100万人、2年後に300万人とし、「それくらい集めなければ広告ビジネスは難しいだろう」とコメント。約84万人のgooブログ会員のうち「半分程度がgooホームを使ってもらえれば」との見込みを示し、特定団体や法人へのアプローチ、グループISPへの訴求によって会員を獲得していくとした。
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goo ホームのコンセプト
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今後の展開。グループ内の他ブログにも対応していく
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■ URL
ニュースリリース
http://help.goo.ne.jp/info/detail/1022/
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(甲斐祐樹)
2007/10/11 15:24
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