ブログやSNSで他人の日記を読む割合は70.4%。アイシェア調査


日記を何につけているかについて

 株式会社アイシェアは、ブログやSNSでの日記閲覧などに関する調査結果を発表した。調査期間は4月27日から5月1日までで、同社会員571人が回答した。性別比は男性が56.9%、女性が43.1%。年代比は20代が23.5%、30代が19.8%、40代が22.4%、50代が34.3%。

 調査によれば、ブログやSNSで他人の日記を「読む」と回答したのは70.4%。内訳は「頻繁に読む」が18.9%、「たまに読む」が51.5%で、「読む」割合は「読まない」と回答した29.6%を上回る結果になった。

 学校の課題などを除いて自身で日記をつけた経験があるのは、44.8%。男女別では、女性が64.6%と、男性の29.8%と比べて2倍以上の数値を示した。また、日記経験のある回答者は、インターネットで他人の日記を「頻繁に読む」割合が68.5%と高く、アイシェアでは「日記経験者であるほど、ネットで他人の日記を読む頻度が高い」とした。

 日記を何につけるかの質問(複数回答式)では、全体では「日記帳(紙)」が53.1%と最も多い。次いで、「自分のブログやサイト」が42.6%、「SNS内の日記(mixiなど)」は34.4%だった。一方、年代別に見ると、20代では「自分のブログやサイト」が69.0%と1位で、2位は「SNS内の日記」が55.2%、全体で1位だった「日記帳」は46.6%と3位にとどまった。

 なお、日記経験者の中で、今も日記を続けている人数は43.8%。何に日記をつけているかを複数回答式で聞いたところ、「SNSの日記」が48.2%、「自分のブログやサイト」が47.3%で、10%台だった「手帳」や「日記帳(紙)」「日記帳ソフト(パソコン)」を大きく上回る結果になった。


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(村松 健至)
2009/5/21 17:45