ビックカメラ、「UQ WiMAX」のMVNOサービスに参入


BDSS01

 ビックカメラは8日、UQコミュニケーションズ(UQ Com)の「UQ WiMAX」を利用したMVNO方式の接続サービスを7月1日に開始すると発表した。サービス名称は未定で、料金は月額4480円の定額制。

 「UQ WiMAX」は、UQ Comが提供するモバイルWiMAXサービスで、通信速度は上りが最大10Mbps、下りが最大40Mbps。UQ Comでは2009年2月に試験提供を開始しており、7月1日より課金制の正式サービスへ移行する。「UQ WiMAX」を利用したMVNOサービスとしては、6月8日現在、ニフティやNECビッグローブ、ワイコムなどが参入を表明している。

 サービス取り扱い店舗は、有楽町店本館/新宿西口店/池袋本店/パソコン館池袋本店/渋谷東口店/渋谷ハチ公口店/なんば店/名古屋駅西店の8店舗に加え、ソフマップ秋葉原本館でも予定する。料金は月額4480円のほか、登録料として2835円が必要となる。

 データ端末は、シンセイコーポレーション製でUSB接続型のスティックタイプ「BDSS01」。本体サイズは約27×11×62mm(幅×高×奥行)で、重量は約18g。5月現在で最軽量タイプとしている。オートインストールに対応しており、Windows Vista/XP SP2以降(ともに32bit版)、Mac OS X10.4/10.5に対応する。端末価格は未定。

 端末の販売は、サービス取り扱い店舗でのみ行う。現段階では予約受付は予定しておらず、目標ユーザー数も「設定していない」としている。


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(村田 奏子)
2009/6/8 13:32