アイファイジャパン、「HOTSPOT connect×Eye-Fi」の本格提供を開始


 アイファイジャパンは25日、公衆無線LANエリアから利用できる画像アップロードサービス「HOTSPOT connect×Eye-Fi」の本格提供を開始した。NTTコミュニケーションズの「HOTSPOT」一部サービスエリアから、無線LAN機能内蔵SDメモリカード「Eye-Fi」を使って簡単に画像アップロードができる。サービスの利用は無料。

 HOTSPOT connect×Eye-Fiは、6月4日にNTTコミュニケーションズが発表した「HOTSPOT connect」を利用したサービス。有料の公衆無線LANサービスであるHOTSPOTを、あらかじめ指定された機器からの利用、あるいは対象Webサイトのアクセス時に限って無料で使用できるのが特徴だ。

 HOTSPOT connect×Eye-Fiは、過去にHOTSPOT利用経験のあるEye-Fiユーザーであれば手動設定のうえで使用できていたが、専用ユーティリティ「Eye-Fi Manager」のアップデートにともなって6月25日からは誰でも設定可能になった。具体的には無線LANネットワーク名の設定時に「0033」と入力すれば、接続に必要なパスワードが自動指定される。

 一度設定をすませれば、画像のアップロードごとにログインする手間なく利用できる。また画像転送量の制限なども設けられていない。このほかデジタルカメラのプロテクト(画像保護)機能を活用して、一部の画像のみをアップロードできる「選択アップロード機能」の利用も可能になっている。


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(森田 秀一)
2009/6/26 13:41