「MSN Web Messenger」が終了、Hotmailの同種サービスに移行


 米Microsoftは26日、Webブラウザから利用できるメッセンジャーサービス「MSN Web Messenger」を終了し、同様の機能を備える「Windows Live Web Messenger」に移行すると発表した。

 「MSN Web Messenger」は、専用のクライアントソフトをインストールすることなくWebブラウザからメッセンジャー機能が利用できるサービスとして、2004年からサービスが提供されてきた。2009年3月には同様のサービスとして、オンラインメールサービスの「Windows Live Hotmail」上からメッセンジャー機能が利用できる同様のサービス「Windows Live Web Messenger」が開始されたため、「MSN Web Messenger」はサービスを終了し、「Windows Live Web Messenger」に移行する。

 今後は、Windows Live Hotmailの受信トレイや、「知り合い」の右上にある操作バーからWindows Live Messengerにサインインすることで、Webブラウザ上でメッセンジャーが利用できる。

 米Microsoftでは「MSN Web Messenger」を6月30日に終了すると発表しており、日本法人でも近日中にサービスを終了するとしている。


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(三柳 英樹)
2009/6/29 19:42