リクルート、「住宅情報」ブランドを「SUUMO」に刷新


「SUUMO」本サービス時のサイトイメージ

 リクルートは29日、インターネットや情報誌などを通じて展開する住宅情報サービスのブランド名を「SUUMO(スーモ)」に刷新すると発表した。これを受けて、8月19日に住宅情報サイト「住宅情報ナビ」を「SUUMO」に名称変更する。

 リクルートでは、1976年に住宅情報誌「住宅情報」を創刊。その後、インターネットや対面型サービスなど、33年間にわたって「住宅情報」ブランドを使用してきた。今回のブランド名変更に関してリクルートは、新築や中古といった住居タイプではなく、ライフスタイルを重視した住まい探しが増えてきているとした上で、個人のライフスタイルに合わせた住まい探しを支援するため、ブランドを「SUUMO」に統一して「住活(じゅうかつ)を支援していく」という。なお、新ブランド名は「Support Useful & Unique for Most One」に由来する。

 住宅情報サイト「住宅情報ナビ」は、8月19日から「SUUMO」へと名称を変更して、新築・中古のマンションや一戸建て、賃貸住宅、注文住宅、リフォームなどの情報を掲載。検索機能では、賃貸や新築、中古など異なる住居タイプの物件を一括検索できる。

 また、ユーザーの閲覧履歴をもとに推奨する物件をWeb画面やメールで通知。加えて、希望条件にあった物件が掲載された場合や、チェックした物件の価格が変動した場合にメール通知する機能も提供する。なお、7月29日時点で「SUUMO」のベータ版サイトが公開されているが、一括検索機能などの実装は8月19日になる。

 このほかリクルートでは、フリーマガジンとして発行する「住宅情報タウンズ」を「SUUMOマガジン」に、「住宅情報マンションズ」を「SUUMO新築マンション」に名称を変更。また、その他の雑誌やモバイル版サイト、対面型サービスも順次、「SUUMO」ブランドに統一する考えだ。


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(村松 健至)
2009/7/29 18:00