バッファロー、11n正式対応を無線LANルータなど40製品で表明


WZR-HP-G300NH

 バッファローは19日、IEEE 802.11n ドラフト2.0に準拠した無線LANルータおよび子機などの全40製品について、IEEE 802.11nに正式対応すると発表した。

 今回の発表は、Wi-Fi AllianceがIEEE 802.11n ドラフト2.0の認証テストに合格した機器は正式対応製品として取り扱う方針を受けたもの。IEEE 802.11nは、9月に開催予定の「IEEE(米国電気・電子学会)」の会合で最終仕様が策定される見込みとなっている。

 バッファローでは、すでに発売するIEEE 802.11n ドラフト2.0に準拠した無線LANルータや無線LAN子機に加え、8月19日に発表の新製品を含めた合計40製品がIEEE 802.11nに正式対応するとした。なお、5GHz帯および2.4GHz帯の同時利用が可能な無線LANルータ「WZR-AMPG300NH」については、ファームウェア「Ver1.51以降」を適用すること、IEEE 802.11nに正式対応するという。

 合わせてバッファローは、IEEE 802.11nおよびIEEE 802.11b/gに準拠した無線LANルータ「WHR-G300N」を値下げした。単体モデルは1万1130円から9975円になったほか、無線LANカードセットセットおよびUSB無線LANアダプタセットモデルは各1万4280円から1万3125円に、無線LANコンバータセットモデルは1万9845円から1万8690円に値下げされた。このほか、無線LANオプションアンテナ8製品も値下げした。


関連情報



(村松 健至)
2009/8/19 16:10