BIGLOBEのWiMAXアンケート。モニターの65%が「速い」と回答


モバイルWiMAXサービスの通信速度について

 NECビッグローブは20日、2009年4月から6月にかけて実施した「WiMAXモニターサービス」のモニター100名に対する、WiMAXサービスに関するアンケート結果を公表した。

 「WiMAXモニターサービス」は、BIGLOBEが7月1日に開始したモバイルWiMAXサービス「BIGLOBE高速モバイルWiMAX」に先だって実施したもの。東京23区および神奈川県横浜市、川崎市在住のBIGLOBEサービス会員を対象に、100名をモニターとして選出した。アンケート回答期間は7月1日から31日までで、有効回答数は77名だった。

 アンケート結果によれば、モバイルWiMAXサービスの通信速度について「かなり速いと感じた」が24%、「ある程度速いと感じた」が41%と回答し、合計で65%が「速い」と感じたという。また、利用した場所は「屋内」が55%と最も多く、次いで「屋外、屋内の両方」が31%で、「屋外」は14%だった。

 モバイルWiMAXサービスの利用方法に関しては、「ニュースサイトやその他ポータルサイトの閲覧」が37%、「メールの送受信」が31%。加えて、「動画などの閲覧」を挙げた割合も19%あった。

 光ファイバーやADSLといった屋内回線の併用については、「屋内回線も併用して利用する」が67%と1位。次いで、「WiMAXサービスのみ」が19%で、「高速モバイルサービスや無線LANサービスとの併用」は14%。BIGLOBEでは、屋内回線との併用意向が高いことから、今後両サービスを組み合わせたサービスを提供する考えという。

 このほかアンケートでは、「利用可能なエリアが狭い」や「つながりにくい」といった意見も寄せられた。BIGLOBEではこうした意見に対して、WiMAXサービスの今後の課題として提供エリアの拡大が必要になるとしている。


関連情報



(村松 健至)
2009/8/20 12:13