ソニー、アクトビラやDLNA対応のBDレコーダ新モデル

BDZ-EX200

　ソニーは26日、「アクトビラ」やDLNAに対応したBlu-ray Discレコーダの新モデル5製品を発表した。いずれもオープンプライスで、9月12日から11月上旬にかけて順次発売する。

　今回発表した製品の店頭予想価格は、デジタルチューナーを2基搭載するHDD容量が2TBの「BDZ-EX200」が28万円前後、1TBの「BDZ-RX100」が18万円前後、500GBの「BDZ-RX50」が15万円前後、320GBの「BDZ-RX30」が12万円前後。また、デジタルチューナーを1基のみ搭載し、HDD容量が320GBの「BDZ-RS10」は10万円前後の見込み。いずれの製品もデジタルチューナーに加えて、アナログチューナーを1基搭載する。

　画質面では、高画質回路「CREAS 2」を搭載。使用するテレビに合わせて画質設定できる「モニター別画質プリセット」機能、夜景や暗闇などの映像で全体の陰影を損なうことなく黒を表現する「クリアブラック」機能を備えた。また、最上位モデル「BDZ-EX200」では、「CREAS 2」を機能強化した高画質回路「CREAS 2 plus」、音質面での機能強化も図られている。

　ネットワーク機能では、全機種でアクトビラの動画配信サービス「アクトビラ ビデオ・ダウンロード」に対応し、一部コンテンツはウォークマンやプレイステーション・ポータブルへの転送も可能。また、BDZ-EX200/RX100/RX50の上位3モデルでは、録画番組をLAN内のDLNA対応製品で再生できる「ソニールームリンク」、「スカパー！HD」チューナーと連携したスカパー！HD番組の録画機能も利用できる。

　録画機能では、新開発の「インテリジェントエンコーダー」を搭載し、フルハイビジョンでの8倍録画に対応する。同エンコーダでは、映像に合わせて録画時のデータ量を動的に制御する「新ダイナミックVBR」を持つほか、アニメやスポーツ、映画など番組表のジャンル情報に応じて最適な画質設定で録画する機能を備えた。

　このほか、番組の再生や録画予約、ダビングなどといった基本操作をガイドする「らくらくスタートメニュー」を新たに搭載。同メニューは、付属リモコンの専用ボタンから呼び出せる。また、VHSビデオや8mmビデオからのダビング操作やケーブル接続方法をガイドする「かんたんVHSダビング」機能も用意した。

　主な入出力端子は、最上位モデル「BDZ-EX200」の場合は、HDMI出力×2、D出力×1、S映像出力×1/入力×3、コンポジット映像出力×1/入力×3、光デジタル音声出力×1、i.LINK入力×1など。それ以外のモデルは、HDMI出力×1、D出力×1、S映像出力×1/入力×1、コンポジット映像出力×1/入力×1、光デジタル音声出力×1などになる。USBポートは、BDZ-RX100が2ポート、それ以外が1ポート。BDZ-RX100ではまた、i.LINK入力×1とメモリーカードスロットも備える。

　本体サイズと重量は、「BDZ-EX200」の場合で、約430×334×95mmで約7.9kg。それ以外のモデルは約430×327×69.8mmで、重量は「BDZ-RX100」が約4.6kg、「BDZ-RX50」が約4.5kg、「BDZ-RX30」と「BDZ-RS10」が約4.3kg。

BDZ-RX100	BDZ-RX50

BDZ-RX30	BDZ-RS10