プラネックス、データ通信アダプタを装着できる11n無線LANルータ


CQW-MR500

 プラネックスコミュニケーションズは、USBポートにデータ通信端末を接続して、無線LANネットワーク上から共用できるIEEE 802.11n対応モバイル無線LANルータ「CQW-MR500」を10月上旬に発売する。標準価格は1万80円で、家電量販店のほか直販サイト「PLANEX Direct」でも販売する。

 対応するデータ通信端末はイー・モバイルのD31HW/D01HW/D02HW/D12HW/D21HW/D22HW/D23HW/D11LC/D12LC、NTTドコモのA2502/L-02A、ソフトバンクのC01SW/C01LC、ウィルコムのWS002IN、日本通信のb-mobile3G。

 無線LANはIEEE 802.11nおよびIEEE 802.11b/gに対応し、送受信アンテナ×1を搭載。通信速度は最大で150Mbps(理論値)。本体には有線インターフェイスとしてWAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1ポート、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX×4ポートを搭載する。

 セキュリティは、WEP(64/128bit)、WPA/WPA2(TKIP/AES)のほか、無線LAN設定システムWPSに対応する。また、異なるセキュリティレベルやパスワードが設定できるマルチSSIDやMACアドレスフィルタリング機能などを搭載。機能面では、同時2接続が可能なPPPoEマルチセッション、ダイナミックDNS、IPv6パススルーなどに対応する。

 本体サイズは約34×161×114mm(幅×高×奥行)、重量は約247g。本体背面にはルーター機能とアクセスポイント機能の切り替えスイッチを搭載する。


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(村田 奏子)
2009/9/11 18:24