Snapfish、投稿写真入りSDカード付属の無線LANフォトフレーム


「光フォトフレーム『SPF-86V』」

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2日、オンラインフォトサービス「Snapfish」で、NTT東日本およびNTT西日本の無線LAN対応デジタルフォトフレーム「光フォトフレーム『SPF-86V』」の販売を開始した。ディスプレイは8インチTFT液晶で、解像度は800×600ピクセル。価格は3万1290円からで、投稿写真を付属のSDカードに記録したオリジナルモデルも用意する。

 日本HPでは、2009年3月にNTT東日本とデジタル写真関連市場における協業を発表し、「フレッツ光」ユーザー向けにオンラインフォトサービス「光フォトプリント from Snapfish by HP」の提供を開始。今回、協業第2弾として、NTT東西が2009年3月に販売を開始した「光フォトフレーム『SPF-86V』」を、「Snapfish」およびNTT東日本を含めた提携企業各社と展開する「Snapfish」の共通サイトで販売する。

 「光フォトフレーム『SPF-86V』」は、IEEE 802.11b/gの無線LAN機能を備えたデジタルフォトフレーム。「Snapfish」の各サイトでは、製品単体モデルに加えて、1GB容量のSDカードを同梱したオリジナルセットモデルを販売。オリジナルセットモデルでは、ユーザーが「Snapfish」に投稿した写真を最大100枚、SDカードに保存して出荷できる。日本HPでは、遠方の実家に子どもの近影を届けられるなど、ギフト用途にも最適としている。価格は単体モデルが3万1290円、オリジナルセットモデルが3万6540円。

 本体仕様は、PCに保存した写真をネットワーク経由で再生できる機能、写真付きメールを受信できる機能などを搭載。動画や音声の再生にも対応する。再生可能なフォーマットは、画像がJPEG、音声はMP3/WMA、動画はMPEG-4/WMV9。また、SDカード/メモリースティックスロットやUSBポートも備える。

 無線LANセキュリティは、64/128bitのWEP、WPA/WPA2(TKIP/AES)をサポートした。本体サイズは約228×46×187.5mm(幅×奥行×高)で、重量は約785g。


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(村松 健至)
2009/10/2 14:21