ビックカメラとソフマップ、月額380円の公衆無線LANサービス


 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は、ビックカメラおよびソフマップと公衆無線LANサービス「Wi2 300」に関して販売提携し、月額380円で利用できるオリジナルプランの提供を10月16日に開始する。

 「Wi2 300」は、Wi2が自社展開するサービスエリアに加えて、ローミング提携する「BBモバイルポイント」や「livedoor Wireless」を含めて、全国約7000カ所の無線LANアクセスポイントの利用が可能。無線LAN規格はIEEE 802.11b/gのほか、東京・丸の内など「Wi2 300」の一部エリアではIEEE 802.11nによる通信にも対応する。

 16日から開始するビックカメラ向けの「ビックカメラオリジナルプラン Wi2 300」と、ソフマップ向けの「ソフマップオリジナルプラン Wi2 300」では、月額380円の定額制で「Wi2 300」に対応した公衆無線LANアクセスポイントを利用できる。Wi2の月額プランは、月額105円~上限980円(1パケット0.0015円)の従量制を採用しており、上限額で見ると今回開始されるオリジナルプランが安価な設定になっている。

 申し込みには、全国にあるビックカメラ32店舗およびソフマップ30店舗の店頭で配布されるパンフレットに記載されたキャンペーンコードが必要。加入希望者は、申し込みWebサイトでキャンペーンコードを入力することで、申し込み手続きが可能になる。また、決済方法はクレジットカードに限られる。

 サービスを開始する10月16日には、最大2カ月間の月額料金が無料になるキャンペーンを実施する。キャンペーンの終了期間に関しては、現時点で未定。

 なお、家電量販店と連携した公衆無線LANサービスとしては、トリプレットゲートがヨドバシカメラと提携した月額380円の「ワイヤレスゲート ヨドバシカメラオリジナルプラン」を2007年12月に開始している。


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(村松 健至)
2009/10/14 15:55