ロジテック、USBプリンタやHDDを接続できる11n無線LANルータ


LAN-W300N/DR

 ロジテックは、IEEE 802.11nおよびIEEE 802.11b/gに準拠した無線LANルータの新製品「LAN-W300N/DR」を11月上旬に発売する。標準価格は1万1235円。本体は、2009年8月に発表した「LAN-W300N/R」と同様に最薄部が7mmの筐体を採用した。

 LAN-W300N/DRは、本体背面にUSB 2.0ポートを1個備え、USB接続型のプリンタやHDDの接続に対応。USBハブを別途用意すれば、最大4台の機器を接続できる。接続した機器は、付属のユーティリティ「USB機器管理ツール」をインストールしたPCから、LAN経由で共有できる。ユーティリティの対応OSは、Windows 7/Vista/XP SP3以降/2000 SP4以降、Intel製CPUを搭載したMacintosh(Mac OS X 10.5以降/10.4以降)でも利用できる。

 無線LANは、理論値で最大300Mbpsの通信が可能。セキュリティ面では64/128bitのWEP、WPA(TKIP)、WPA2(AES)をサポート。また、複数のSSIDを設定できる「マルチSSID」機能、ボタン操作で無線LAN設定できる「WPS」にも対応する。加えて、同時2接続のPPPoEマルチセッション、UPnP、IPv6ブリッジ、ダイナミックDNSなども利用できる。

 有線インターフェイスは、WAN側に10BASE-T/100BASE-TX対応ポート×1、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX対応ポート×4を搭載する。また、本体背面の切替スイッチで無線LANアクセスポイントモードへの切り替えも可能。このほか、本体LEDランプを消灯できる機能も用意した。

 本体サイズは7~24×120×145mm(幅×奥行×高、スタンド含まず)で、重量は約180g。本体鏡面はブラックを基調とした鏡面仕上げになる。


横置き設置も可能本体背面

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(村松 健至)
2009/10/16 11:58