曜日ごとに電源オフ時間を設定できる11n対応無線LANルータ
「WHR-G301N」 |
バッファローは、IEEE 802.11n/b/g対応の無線LANルータ「WHR-G301N」および、「WHR-G301N」と無線LAN子機のセットモデル3製品を12月上~中旬に発売する。標準価格は「WHR-G301N」単体モデルが9975円、USB型子機セットモデル・カード型子機セットモデルが1万3125円、LAN端子用子機セットモデルが1万8690円。
「WHR-G301N」は理論値で最大300Mbpsの通信が可能で、搭載アンテナ数は送信2×受信2。省エネ機能や、無線LAN中継機能(WDS)などを搭載する。
省エネ機能では、ユーティリティを利用し曜日ごとに電源をオフ状態とする時間を設定できる。電源オフ時に製品を利用したい場合は、本体に搭載したAOSSボタンからオフ状態を解除できる。また、有線LANの通信速度設定や電源オフ、LEDランプのオン/オフなど詳細設定も可能。
無線LAN中継機能では、今回発売する「WHR-G301N」を2台設置することで、本体間の無線通信をサポート。これにより、家の中で無線LAN電波が届かない場所をカバーできる。中継機能は、2台の無線LAN親機(現在の対応機器はWHR-G301Nのみ)のAOSSボタンから設定でき、親機と中継機を合わせて2台まで接続可能。中継機として利用する親機は、無線LAN子機とも接続できる。
無線LAN設定システムは「AOSS」「WPS」に対応。このほか、VPNリモートアクセス機能、VPNマルチパススルー(PPTP)、PPPoEなどの機能を搭載する。
セキュリティ面では、64/128bitのWEP、WPA/WAP2(TKIP/AES)、WPA/WPA2 mixed PSKをサポートし、WEP/TKIP/AESを混在利用できる「マルチセキュリティ」機能などが利用できる。WEP接続の子機からWPA/WPA2(TKIP/AES)に接続不可とする設定も可能。また、デジタルアーツのフィルタリングサービス「i-フィルター for BUFFALO」に対応。無料試用期間は60日間で、以降の利用料金は1年3150円から。
本体サイズは127×143×24mm(幅×高×奥行)、重量は約194g。有線LANポート数はWAN側×1、LAN側×4を搭載する。パッケージにはCD-ROMや壁取り付け用ねじなどを同梱する。
USB型子機セットモデルは、7月に発売した無線LAN子機「WLI-UC-G301N」を同梱したモデル。「WLI-UC-G301N」の本体サイズは60×27×10mm(幅×高×奥行)で、重量は約11g。
カード型子機セットモデルは、2007年9月に発売した「WLI2-CB-G300N」を同梱したモデル。「WLI2-CB-G300N」は送信×2、受信×3のアンテナを内蔵する。本体サイズは54×123×5mm(幅×奥行×高)で、重量は約42g。
LAN端子用子機セットモデルは、2008年1月に発売した無線LANコンバータ「WLI-TX4-AG300N」を同梱したモデル。「WLI-TX4-AG300N」はIEEE 802.11n/a/b/gに対応し、10BASE-T/100BASE-TX×4ポートのスイッチングハブを搭載する。本体サイズは140×140×39mm(幅×奥行×高)で、重量は約280g。
バッファローではこのほか、2009年3月に発売した、USB 2.0対応ポート搭載の無線LANルータ「WZR-HP-G300NH」および同製品セットモデル2製品の値下げを実施した。
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