ロジテック、USB機器を接続できる手のひらサイズの11n無線ルータ


LAN-PW150N/DR

 ロジテックは、本体サイズは83×79×17mm(幅×奥行×高)と手のひらサイズの筐体を採用し、USB機器を接続可能な無線LANルータ「LAN-PW150N/DR」を12月中旬に発売する。標準価格は8925円。

 「LAN-PW150N/DR」は、IEEE 802.11n/b/gに準拠し、理論値で最大150Mbpsの通信が可能な製品。本体背面にはUSB 2.0ポートを備え、USB接続型のHDDやプリンタなどを繋いで、付属ユーティリティ「USB機器管理ツール」をインストールしたPCからLAN経由でUSB機器を利用できる。ユーティリティの対応OSはWindows 7/Vista/XP SP3以降/2000 SP4以降およびMac OS X 10.5以降/10.4以降(Intel製CPU)。なお、接続可能なUSB機器は最大1台で、USBハブの利用には対応しない。

 無線LANセキュリティは64/128bitのWEP、WPA(TKIP)、WPA2(AES)をサポート。複数のSSIDを設定できる「マルチSSID」機能や無線LAN設定システム「WPS」も利用できる。また、同時2セッションまでのPPPoEマルチセッション、UPnP、IPv6ブリッジ機能、各種フィルタリング機能なども備えた。加えて、インターセット接続設定が可能なユーティリティ「かんたんセットアップツール」も付属する。

 また、無線LANルータ機能をオフにして無線LANアクセスポイントとしても利用できるほか、本体LEDランプを消灯して消費電力を抑える「節電モード」も用意した。なお、無線LANアクセスポイントモード時は、USB機器の共有機能は利用できない。

 有線インターフェイスは、WAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1ポート、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを搭載する。重量は約70g。本体は縦置き・横置き設置に対応する。


横置き設置にも対応本体背面

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(村松 健至)
2009/11/26 14:16