KDDI、「ひかりone」の旧「TEPCOひかり」サービスを提供終了へ


 KDDIは8日、光ファイバー接続サービス「ひかりone」で提供している旧「TEPCOひかり」系のサービスについて、2011年9月30日に提供を終了すると発表した。

 今回提供を終了するのは、2007年1月1日のKDDIと東京電力 光ネットワーク・カンパニーのFTTH事業統合前に、東京電力が「TEPCOひかり」という名称で提供していたサービス。事業統合後は「ひかりone」に名称を変更してサービスを提供している。

 KDDIでは現在、インターネット接続に加えて、電話サービスなどが利用できる「ひかりone ホーム」や「ひかりoneマンション タイプV」などへのサービス移行が進んでいることから、旧「TEPCOひかり」サービスの提供終了を決定した。

 終了サービスは「ひかりone ホーム100」と「ひかりone SOHO」「ひかりone プレミアム」に加え、「ひかりone マンション」のタイプV100/タイプV57/タイプ無線/タイプE100。KDDIによれば、対象サービスの加入者数は2009年10月現在で約17万件になるという。

 KDDIでは、対象サービスの加入者に対して12月8日から順次、サービス終了に関する通知と代替サービスへの移行案内を、KDDIまたは契約プロバイダーを通じて個別に案内する。

 なお、「ひかりone ホーム100」と「ひかりone SOHO」「ひかりone プレミアム」の新規受付や移転・変更受付に関しても、2009年12月8日からを順次受付を終了する。また、「ひかりone マンション」の各タイプに関しては、提供物件ごとに別途案内するという。


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(村松 健至)
2009/12/8 14:57