デジオン、DLNA 1.5やDTCP-IP対応のPC用プレーヤーソフト


DiXiM Digital TV plus

 デジオンは、著作権保護技術「DTCP-IP」に対応したPC用ネットワークメディアプレーヤーソフト「DiXiM Digital TV plus」の販売を12月22日に開始する。アイ・オー・データ機器と日本インテリジェンスのWebサイトで販売され、販売予定価格は5980円の見込み。

 「DiXiM Digital TV plus」は、デジオンが7月に発表したデジタル放送番組の視聴に特化した「DiXiM Digital TV」の上位版として発売されるソフト。「DiXiM Digital TV」と同様、DTCP-IPに対応するHDDレコーダやPC、NASなどに保存したデジタル放送番組をLAN経由で再生できる。再生可能なデジタル放送番組のファイル形式はMPEG-2 TS/MPEG-2 PS/H.264形式。

 新機能として、「スカパー!HD録画」で録画されたハイビジョン放送サービス「スカパー!HD」の番組再生にも対応。デジタル放送以外の動画コンテンツに加え、音楽や写真コンテンツの利用が可能になった。

 また、DLNA 1.5もサポート。LAN内にあるDLNA対応サーバーに保存したデジタル放送番組を、「Digital Media Renderer(DMR)」に対応したデジタルテレビなどへ再生を指示できるコントローラ機能「Digital Media Controller(DMC)」が利用できる。

 このほか、オプションキーを組み合わせて、ユーザープリセット検索も設定できる。それ以外の機能は「DiXiM Digital TV」と同等で、カレンダービューによる録画番組リストの確認が可能なほか、ジャンルやチャンネルなどによる絞り込み表示、レジューム再生機能などを利用できる。

 対応OSはWindows 7(64/32bit)/Vista SP2以降(64/32bit)/XP SP2以降。Windows 7/Vistaは、「Windows Aero」機能を有効にしているHome Premium以上のエディションで利用できる。なお、デジタル放送番組以外の再生可能なフォーマットは、動画がMPEG-1/2、WMV/AVCHD、音声がMP3/WAVE/WMA/AAC/Ogg Vorbisで、画像がBMP/JPEG。


カレンダー表示画面再生画面

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(村松 健至)
2009/12/11 13:57