Suica・ICOCA・TOICAの電子マネー相互利用、3月13日から開始
東日本旅客鉄道(JR東日本)と東海旅客鉄道(JR東海)、西日本旅客鉄道(JR西日本)は、JR東海の乗車用ICカード「TOICA」の電子マネーサービス開始に合わせて、JR東日本の「Suica」、JR西日本の「ICOCA」と電子マネーの相互利用を2010年3月13日に開始する。
「TOICA」の電子マネーサービス開始時点の加盟店数は、東海道新幹線「のぞみ」停車駅の構内を中心に、キヨスク売店や自動販売機などを含め約550店舗。
「TOICA」での電子マネーサービス開始と同時に、首都圏および仙台・新潟エリアで約5万5520加盟店(11月末現在)を有する「Suica」、近畿圏および岡山・広島エリアで約1万1460加盟店(11月末現在)を有する「ICOCA」との電子マネー相互利用を開始する。JR東日本、JR東海、JR西日本では「三大都市圏での決済シーンに1枚のICカードを利用できる」としている。
なお、JR東海は、2010年春からの「TOICA」の電子マネーサービス開始と、「Suica」「ICOCA」との電子マネー相互利用開始について2009年3月時点で発表済み。また、「Suica」「ICOCA」「TOICA」は、乗車用ICカードとしての相互利用を2008年3月から実施しているほか、「Suica」と「ICOCA」間では2008年3月から電子マネー相互利用を開始している。
合わせてJR東海では、「TOICA」利用可能駅の拡大や、三島~岐阜羽島間での「TOICA定期券」を利用した新幹線乗車サービスなどを開始する。
Suica・TOICA・ICOCAの電子マネー相互利用図(発行枚数・加盟店舗数は2009年11月末現在の数字) |
2009/12/21 17:26