パナソニック、宅内LANパネル2シリーズの光コンセント付モデル
パナソニック電工は、宅内LANパネル「まとめてねット(光コンセント付)」と「ひらいてねット(光コンセント付)」の新製品をを8月21日に発売する。標準価格は、最大7カ所まで宅内LAN配線が可能な「まとめてねット(光コンセント付)」が2万2575円から4万7250円。最大4カ所まで可能な「ひらいてねット(光コンセント付)」が9240円から1万1760円。
「まとめてねット」と「ひらいてねット」は、宅内に引き込んだ光ファイバ回線や電話配線、CATV配線と、宅内LAN用のハブを1カ所に集約して壁などに設置できるLANパネル製品のシリーズ。新発売する光コンセント付モデルは、LANパネル内に光コンセントを内蔵したものだ。光コンセントは、宅内に引き込んだ光ファイバの末端にあるもので、ここに宅内終端装置(ONU)を接続するかたちになる。ただし、従来はLANパネル外に設置する必要があった。
これに対して光コンセント付モデルでは、光ファイバと光コンセントを同一LANパネル内に内蔵できる。宅内外の光配線を切り分けることでメンテナンス性の向上も図れるという。パナソニック電工では、2008年6月に国内の光ファイバ契約数がADSLを上回った結果、2008年度の「まとめてねット」と「ひらいてねット」シリーズの売り上げは2006年度の約2倍に増加。光コンセント付モデルの投入で、2008年度比30%増の売り上げを目指すという。
「まとめてねット(光コンセント付)」の本体サイズは、ギガビット対応スイッチングハブ内蔵モデルで280×215×45mm(幅×高×奥行)、10BASE-T/100BASE-TX対応スイッチングハブ内蔵モデルで250×215×40mm(幅×高×奥行)。「ひらいてねット(光コンセント付)」は、162×120×22.2mm(幅×高×奥行)となる。
まとめてねットギガ(光コンセント付) | ひらいてねット(光コンセント付) |
まとめてねットギガを利用した場合の宅内配線図(光コンセント付) |