「LinkStationMini」を刷新、転送速度の向上やDTCP-IPに対応
LS-WSXL/R1シリーズ(サファイアブラック) |
バッファローは28日、小型NAS「LinkStationMini」シリーズを刷新。500GB/1TBのHDDを搭載した「LS-WSXL/R1シリーズ」計4製品と、240GBのSSDを搭載した「LS-WSXS240L/R1」を11月上旬に発売する。標準価格は500GBモデルが2万7720円、1TBモデルが4万4415円。240GBのSSD搭載モデルが11万1300円。
「LS-WSXL/R1シリーズ」は、高速CPUの採用やギガビットLANに対応し、最大1TBの容量を搭載した新しい「LinkStationMini」シリーズ。バッファロー調べで最大40.2MB/sの転送速度を図り、従来品「LS-WSGL/R1シリーズ」と比較して2.5倍の転送速度を実現した。
2009年6月下旬発売の従来機種「LS-SLシリーズ」からのおもな機能追加としては、著作権保護技術「DTCP-IP」に対応したことと、本体に2台のHDD・SSDを搭載しRAID機能に対応、ミラーリング(RAID1)が利用できるようになったことが挙げられる。
このほか、「LS-SLシリーズ」からの機能として、DLNA対応家電でHDD内のコンテンツを再生できる「DLNAサーバー機能」、外出先からインターネット経由で本体にアクセスできる「Webアクセス機能」、USB接続するとデジタルカメラなどからデータをワンプッシュで自動転送する「ダイレクトコピー」機能などを搭載する。また、BitTorrentに対応し、PCに接続せずにファイルのダウンロードできる。
このほか、接続するPCの稼動状況に合わせて本体電源が自動でオン/オフとなる「PC連動AUTO電源機能」を搭載。3.5インチHDDを採用した従来製品「LS-WH1.0TL/R1」と比較し約73.4%の省電力を図り、年間約3300円の節約を図った。
本体サイズは40×82×135mm(幅×高×奥行)、重量は約500g。HDD搭載モデル「LS-WSXL/R1シリーズ」では、サファイアブラック・プレミアムパールホワイトの2色、SSD搭載モデル「LS-WSXS240L/R1」では、サファイアブラックのみをラインナップする。
有線インターフェイスは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×1ポート、USB2.0対応ポート×1ポート。また、対応OSは、Windows 7(32bit/64bit)/Vista(32bit/64bit)/XP/2000、Windows Server 2008/2003、Mac OS X 10.3.9~10.5。
なお従来品の「LS-WSGL/R1」シリーズについては、在庫が終了次第「LS-WSXL/R1シリーズ」に順次切り替えるという。
LS-WSXL/R1シリーズ(プレミアムパールホワイト) | LS-WSXL/R1シリーズ 背面 |