2006年01月19日
REASONも使ってますヨ!!
最近のマイブームであるAKAI professional MPC2500。このコトばっかり書いてたら、読者様より「ソフトウェアシンセサイザーのREASONなんて試してみるのはいかが?」とのメールをいただいた。
REASONですけど、バージョン2.0の頃からのユーザーだったりする拙者。最近は3.0を使用中なんですけど、どちらかと言えば“自宅録音=物々しい機材の山”世代の俺の場合、REASONはヒッジョーに使いやすい逸品だと感じ中っス。
REASONは、んー、何て言えばいいんでしょうか? 基本的にはソフトウェアにより、シンセサイザーやドラムマシン、サンプラー、シーケンサ、あるいは各種エフェクターをシミュレートした、いわば音楽製作用の統合ソフトなんですな。ローランドやヤマハから出ている“何とかミュージック”とか“何たらミュージシャン”のような、音楽を作るためのソフトウェア環境で、ハードウェアとしてはパソコンのみが必要って感じ。外部機材は一切使わず、完全にバーチャルな状態で今時的音楽を作れたりする。
のだがしかし!! REASONには、ソフトウェア音楽製作環境にありがちな複雑さやわかりにくさがナイ。とりわけ、“自宅録音=物々しい機材の山”世代の俺にとってはそう感じられる。
というのは、REASONの場合、画面上で再現されるのが、昔から音遊びしたり音楽製作している人にとっては親しみ深い“物々しい機材の山”だからだ。バーチャルにかつての(ものに似た)機材類を扱えるようになっているので、かつての機材を扱ってきた人にとっては、もー見た瞬間「あーコレはきっとこうだろ」ということがわかる。実はかな~り高度なコトやってると思われしデキたりもするREASONなのだが、ユーザーインターフェースとしては、ヒッジョーに直感的(物々しい機材の山系の人にとっては)。
例えばですね、一連のDAWのホストアプリケーション──DTMの中核となるソフトとかって、初めて触ると、まず音が出なかったりする(デモソング読み込み除く)。ていうかナニがどーなっててドレがソレなの? と全然わからないわけですな。
しかしREASONの場合は、MIDI世代以降の機材にある程度触れたことがあれば、即音が出せるのに加え、テキトーにいじくっててもフレーズ等を自作できる──リズムトラックあたりならインストールしてから30分しないうちに作れたりする。その取っ付きやすさがスバラシい。
拙者的独断と偏見なんですけど、これからパソコンで音楽を作っていきたい!! とか思う方にオススメなのは、ACIDかREASON。他にもいいソフトが多々ありますけど、どちらのソフトも、最も早く結論を出すことができると思うから。要は、使い始めた日に、なんか音楽のよーなものを得ることができる。どっちのソフトも、何となくイジってるだけで、オリジナルっぽい音が奏でられたりして愉快。
とか思いつつREASON3.0の起動回数がますます増加中の拙者なんですけど(あとTabキー押下回数=鑑賞ニヤつき用途)、最近は手持ちのReBirthと連動させて遊んでおります。とか思ったら、ReBirthって最近フリーソフトになったんですってねえ。ふーん。
投稿者 スタパ齋藤 : 2006年01月19日 15:56 [ オーディオ/ビデオ ]
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.impress.co.jp/mt/mt-tb.cgi/2277