2006年06月23日
速攻で来たローランドSH-201
ローランドSH-201。SHの系譜とされるアナログライクな操作感を持つデジタルなシンセサイザー。古き良きシンセサイザーの使い勝手や音質を、デジタル技術でシミュレート・再現したようなシンセですな。予想以上にデカかった |
某総合ゲーム誌の単発記事を引き受けたり、急に発生したインタビューを引き受けたり、梅雨の晴れ間がヤケに暑かったり、寝違えて首が超痛かったりする等々約4,096種類の理由から拙者は非常に多忙なり。すんげぇ忙しいんですよホント。
アッと言う間に1カ月くらいが過ぎるので、あぁまた1カ月が消滅した気分だなぁと思いつつ、仕事の記録を見るにつけて、あ、この仕事とこの仕事とこの仕事は、無かったことにしよう!! そうだソレだ!! この日とこの日とこの日は二日酔いでダラダラしていて“ない日”だったと思うんダ!! そうすれば!! ネ!! コレをタダで手に入れたと同様の金銭勘定になるじゃないか!!
いつもの非生産的っつーか刹那的な理由を発生させ、拙者はローランドのSH-201をポチッとしたのである。だってぇ~欲しかったんだもぉ~ん。しかもコレ、ツマミいっぱい付いてるし。SHだよSH!! とか考えて千葉方面のショップに注文したら速攻で届きましたよ、今さっき。
届いた箱にはSH-201が入っているが、これ、DELLのA4ノートが入った箱×2くらいの大きさで、デカっ。SH-201という型番からイメージするに、なーんか妙にデカく感じられた。箱を開いてSH-201を拝んだ瞬間もデカいなぁ……と思いつつ、なんかこうYAMAHA DX7のようなボリュームがあるようにも(と言っても実際はDX7のほーが重くてデカいんですが)。
けど、軽っ!! 昔買ったカシオのCZシリーズみたいな、うそ!? てな感じの軽さだが、ん~、これはたぶん、シンセマニアのU氏にmoogとかProphetとかいうデカくて重いシンセを運ばされているからそう思うのであろう。ともかく、予想以上に大きめだけど、案外軽いSH-201の電源を入れてみた。
……いや、これ、非常に楽しいです。何が楽しいかといえば、もうこれはツマミ!! ツマミが楽しい!! ツマミをイジれば音色がグイグイ変わる!! テキトーにいじれるのが楽しい。ツマミ、ちょっと、プラスチッキーだが、パラメータいじって音を作るシンセと比べると、やはりこういうインターフェイスは正しいのであって王道であってフレンドリーだなぁと思った。
が、SH-201で遊び過ぎていたら、そろそろ原稿書いてブツ撮りしてキャプション書いて入稿しないとイケナイ時間が来たなぁと思った。しかも4本も。……あ!! そうだこの4本の仕事はするけど、仕事を無かったことにすればいいんダ!! そうすればReMOTEとか買えなくなくなくない!? ていうかナゼが振り込まれてくる予定である原稿料と交換感覚でReMOTEゲットできたりしない!? そうだよ仕事無かったコトにする作戦で行(以下略)。
あと、「機材貧乏に暇なし」という諺を、今、緊急開発してみた。脱力するなぁと思った。
わー昔のシンセみたい~、というノリでツマミとかボタンばっかりある。パラメータ表示用ディスプレイの類はナシ。だが、PCと接続してパラメータをイジることができたりする。 | シンセに触れたことのある人ならスンナリと、シンセ初心者でも容易に音作りをしていけるユーザーインターフェースっていうかむしろ!! ツマミがたくさんあってイカス!! |
投稿者 スタパ齋藤 : 2006年06月23日 09:00 [ オーディオ/ビデオ ]
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