2006年09月28日
HDDベアドライブが入るキャニスター
エバーグリーンがカートリッジ不要のキャニスターを出したというニュースに一瞬クラリと。上海問屋のEG-RM300AWHとかですな。あ、こーゆーのはキャニスターって言わないのかしら?
ともあれ、HDDベアドライブをそのままガチョンと挿抜できるというのは、なんか他にもあったような気がするが、でもやっぱり非常に便利そうである。俺の場合はRATOCのREX-Dockシリーズを使用中だが、HDDの台数が増えてくると、リムーバブルケースの少しの幅さえも邪魔になってきたりする。ケースにHDDを仕込まないと使えないので、HDDの買い換え時、ケースにHDDを固定したりする作業が少々面倒でもある。
その点、エバーグリーンのはHDDを裸のまま扱えて便利そう。買って帰ったベアHDDをいきなり挿抜できるのは、単純明快に最も手間がかからない。裸のHDDっつっても、まあHDDを扱い慣れていれば壊れるとかコワイってこともないし。
と、いろいろ考えるにつけ、このキャニスター改めリムーバブルケースを使うためだけに、システムをシリアルATAのホットスワップ対応へとアップグレードしてもイイかもしれない!! と感じた俺であった。USBとかIEEE1394とかと比べたら転送速度スゲく速いし、非常にシンプルにHDD取っ替え引っ替え環境が手に入るわけだし、と。
しかし、上記ニュースの一文、「背面に30mm角/9500rpmのファンを搭載する」という点が気になっちゃった俺。30mm角のファンって小さいスよ。iPodの丸い操作部より一回り小さい。そして9500rpmってけっこー速いっスよ。小さいファンが高回転であると、これはけっこーヒューンってうるさい予感。
REX-Dockシリーズのキャニスターにもファンが実装されていて、これは確か25mm角だったと思うが、これも微妙にウルサかった。ので静音タイプのものに換装して使っている。けど換装がけっこー面倒であった。エバーグリーンのは、果たして容易に換装できるよーなファン実装なのだろうか? んー。むむ。
ていうかなんか最近、換装とか改造とか面倒でしょうがねえ俺。これらの作業はまあイイんですけど、このテの作業には自己責任ってのが付きものであり、まあ要は(換装や改造後に)使ってみて何カ月かしないと安心できないわけですな。そう考えると、シロートが手を出さず、メーカーお仕着せのまま使うのが安楽である。
じゃあむしろ、ファンなんか最初からない九十九電機のEX-SARC1Bとかのほーがイイんだろうか? どうしてもHDD冷却用ファンが必要となっても、大口径のファンが使えそうだし。ていうか今使ってるREX-Dockシリーズからの乗り換え自体が面倒な気がしてきたので、ま、キャニスター一新はまた、そのうち、って、こと、で。
RATOCのREX-Dockシリーズ。HDDはトレイに入れ、そのトレイをPCに装着したドックに対して挿抜する。HDD1個に対して1個のトレイが必要になる | こちらはHDDを入れたトレイをPCのドックに挿しているところ。インターフェースは各種あるので、ホットプラグでの利用も現実的。ドック側にはファンが実装されているが、そのままだと(換装しないと)ややウルサめ |
投稿者 : 09:00 | トラックバック [ ハードウェア ]