2007年05月25日

京商 MANOI AT01 を動かしてみた

 マノイを組み立て中。フレーム部分までが完成。コレに外装を装着すれば、京商のサイトにあるような完成品マノイとなる。

 んですけど、俺的結論から言うと、組み立て方面作業の中でいちばんタイヘンなのが外装パーツの塗装と切り取り? と感じた。塗装はさておき、切り取りにコツが要る。やや硬めの樹脂で、カーブが非常に多いので、キレイに切り取るのが少々難しい。これは時間があるときにやろう、ということで、マノイのフレーム状態で動かしてみた。

組み上げてフレーム状態となったマノイAT01。これに外装を装着すれば完成だ。が、このままでとりあえず動かすことができる。ただ、最初はすぐ倒れちゃったりするので、なんか支える架台があると便利ですな。マノイはパソコンと接続し、パソコン上でプログラムする。各サーボモーターの動きを、どのように変化させていくかで、マノイの動作が決まる。ゼロからオリジナルの動作を作るのはタイヘンだが、サンプル的プログラム使ったり、それを編集したりすれば、手っ取り早く動くマノイを楽しめる。

 マノイAT01はパソコンとUSB接続(シリアル通信)でプログラムし、動かす。プログラム自体は難しくないが、結論から言うと……ホレあのネットとかで見られるマノイ動画あるじゃないすか。倒れて起き上がるとか、走るとか、ダンスするとか。アレをプログラムした人、すんごく凄ェ!! とか思いましたよええ。よくもまぁあのような滑らかな動きを、一連のプログラムで表現したもんだ、と。非常なる手間暇がかかってるんだろうなぁ、と。

 マノイの基本姿勢も、組み立てたユーザーがプログラムするが、これを済ませればサンプル的プログラムでマノイを動かすことができる。ので、ダンスしたり走ったり起き上がったりする動作は、わりとすぐに実現できる。また、これを少し編集していけば、手っ取り早く自分の思うように動かせる。

 が、ゼロからオリジナルの動作をプログラムするのはタイヘン。ユニークな二足歩行プログラムとなると、恐らくバランス取るのが非常に難しく、さらにキレイに歩かせるなんざぁもっと難しく、それが目を惹く動作となると超難しいんじゃないだろうか、と感じた。

 けれど、プログラムしていく作業は楽しかったりしますな。試行錯誤の連続だが、考えて試してその結果がわかる、という一連のおもしろみは、趣味一般に通じる至福感だ。

 なるほど。ロボにハマっている人の気持ちが、さらにちょっとわかった気がした。

投稿者 : 11:00 | トラックバック [ ハードウェア ]

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