2007年07月20日

サイバーナビのスマートループ(1)

パイオニアのサイバーナビ2007年モデル、AVIC-VH099G。スマートループと呼ばれる独自のカー・プローブシステムに対応。携帯電話を接続してレアな渋滞予測情報を得られたりする!!


 パイオニアのサイバーナビ2007年モデルを導入した俺なんですけど、あ、コレ、カーナビなんですけど、その新機能がちょっとスゴそーなのである。

 新機能(というか新構想)は、スマートループと呼ばれるもので、サイバーナビとパイオニア側のサーバがインタラクティブにやり取りするというシステム。詳しくはパイオニアのサイトに説明されているが、例えばコレ、VICSビーコン等が設置されていない道路の渋滞予測情報が得られたりする。しかもこの渋滞予測のモトとなるデータは、実際にサイバーナビを使っている“実走行データ”。走行データがパイオニア側にフィードバックされ、これをモトに渋滞予測情報を生成しているわけですな。

 いわばカー・プローブなんですけど、スマートループは“蓄積型”であるところが他のカー・プローブとは違う。過去のデータを蓄積しつつ、解析しつつ、最新の予測データをユーザー(つまりサイバーナビ使って走ってるドライバー)に対してリアルタイムで配信する。ちなみに、走行中のサイバーナビに対する情報配信は、携帯電話経由で行なわれる。

 んー!! 未来な感じ!! というわけで、早速使ってみることに……くわッ!! 俺の最強に強まった2007年型サイバーナビに接続された携帯電話接続用ケーブルに拙者の最新ケータイを接続!!

 してみたが、ダメ。ナゼ!? なんで!? と試行錯誤&調べること数時間。ハマり状態。だが、結果、ケーブルが適合していなことが判明した。

 拙者が現在常用しているケータイはauのWIN端末(W42CAっす;W52CAは故障で修理中)。拙者のサイバーナビから延びるケーブルは、ニャニャニャ!! ニャンとWIN端末用ではなくCDMA 1X/cdmaOne用のケーブルであった。旧型サイバーナビのケーブルをそのまま流用したのが仇になったのかーッ!? ていうか仇になったのだーッ!!

 というわけで、この状態ではスマートループは利用できず。ハンズフリーホン機能は使えるが、データ通信系機能は全然使えないのであり、ケーブルを換える必要が。ガックシ。

auのWIN端末を接続してみた……がデータ通信全然デキず(悲)。原因は、使用している携帯電話接続用ケーブルがCD-H14(CDMA 1X/cdmaOne端末専用)であったから。WIN端末をつなぐ場合は、CD-H16(CDMA 1X WIN専用)を使用しなければならない、ので、あった。あった。アッタタタタ。ちなみに、ケーブル種類が違ってデータ通信ができない場合、ケータイ側にこのよーな表示がなされた。

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