2008年03月07日

RF-2200をICF-SW55で確認

比較的にアナログ機材が好きな拙宅猫うか様。恐らくカビ臭いとかそーゆー理由からであろう。

 しばらく前のこと。

 30年くらい前のBCLラジオをイジっているうちに、それほど昔ではないけど15年くらい前に買ったBCLラジオのほーが“単に周波数を合わせて受信するだけ”ならラクなので、ソニーのICF-SW55という機種をひっぱり出した。

 上記リンクの30年くらい前のラジオことクーガー2200は、ツマミを回して周波数を合わせるが、ICF-SW55のほーはテンキーで周波数を入力するだけで済む。のでラク。

 BCL全盛の頃の一般向けBCLラジオはダイヤル回して周波数を合わせるアナログチューニング式だったんスけど、その後、PLLシンセサイザー方式のデジタル式が主流となりつつ、テンキーで周波数ダイレクト入力式が当然となりつつ、ダイヤル回しのアナログチューニング式ラジオは姿を消していった。

 けど「やっぱラジオはツマミ回して選局だろ!!」という声が多かったのか、ダイヤル回転式が復活したり、姿を消したり、また復活したりしながら、ラジオの市場は縮小していったりもした。

 ICF-SW55は、テンキー入力式なんスけど、ダイヤル回して周波数を段階的に変えることもできる。PLLシンセサイザ方式だけど、アナログ風な使い勝手もあるラジオ、ってコトですな。

 で、受信したら、ラクはラクだけど、結局、お目当ての周波数は混信状態でイマイチ聞こえなかった。海外の日本語短波放送。でも、クーガー2200でアナログ的にチューニングした時とだいたい同じ状態で聞こえてきたので“クーガー2200での受信周波数設定がホントに正しいのかどうか確認できた”ので、ヨシとした。

 古いBCLラジオの受信周波数が正しいかどうかの確認のため、周波数デジタル表示の新時代(!?)ラジオを使う、ってのは変態的だったかもしんないですな。でも、そーゆーコトしてる人、いるでしょたぶん。アマチュア無線の遠距離交信の直前に、ケータイで「これから交信始めましょう!!」と連絡取り合ったりもするそうですし。


デカいのが30年くらい前のラジオこと松下電器産業株式会社のクーガー2200。こちらはアナログチューニング式。小さいのが15年くらい前のラジオことソニーのICF-SW55。こちらはデジタルチューニング式。ICF-SW55は周波数をテンキー入力すれば受信できる。丸いダイヤルを回転させての、アナログラジオ風チューニングも可能だ。

投稿者 : 11:00 | トラックバック [ オーディオ/ビデオ ]

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