2008年03月10日

ソニーの現行短波ラジオ SW7600GR

ソニーのICF-SW7600GR。長波、中波、短波、FMを受信できるラジオだ。短波放送受信を始めるにあたってコストパフォーマンスが高い製品ですな。でも、現在は中国製の短波ラジオがスゲぇ勢いであり、性能も十分良かったりする。


 ちょいと前にソニーのICF-SW7600GRというラジオを買いまして。マジメに(!?)短波放送受信をするために。

 ICF-SW7600GRは、ソニーの現行短波ラジオ(ワールドバンドレシーバーとも呼ぶ)のうち、比較的に音質が良く(スピーカーがデカいという意味で)、かつ、同期検波回路を搭載したモデルだ。

 同期検波回路は、AM形式電波受信時の混信を抑えたり若干のフェージング回避にもつながるシクミで、短波放送受信時に使うとより良好な音で聴けるケースが多い。ICF-SW7600GRは、現在市場にあるいわゆる“短波ラジオ”の中では、同期検波回路が使える機種としては安めで音も良いラジオってわけですな。

 で、これを使い始めた時、この機種の同期検波回路って便利だなぁ、と感じた。聞こえにくい時、同期検波のスイッチを入れると、受信周波数が同期固定されて、安定して(わりとクリアな音で)聞こえるようになる。周波数はテンキー入力式だし、スイッチ一発の同期検波だし、あらま、ラク!! とか喜んだ。

 が、結局、アンテナ。

 ICF-SW7600GR本体のアンテナのみだと、アジア圏の短波放送受信でイッパイいっぱい。もちろん環境によるのだが、拙宅では外部アンテナが必要。なので、アンテナも購入した。

 アンテナはアペックスラジオの303WA-2。短波受信用だが、長波や中波の受信にも向くようだ。コレを室内・窓際に設置した。ラジオとアンテナの接続は、同じくアペックスラジオの35BNC-ATを使った。

 結果、いきなり、さらに多くの放送局からの電波を受信できるようになった。んだが、わーい!! って感じではなかった。帯域全ての電波を良好に受信できるようになるかわりに、中国あたりからの電波はより強力に混信してきたりなんかして。でも、そういう周波数を避けて、受信時刻も考えて、隙間を見つけて受信すれば、ナンとかなったりもする。

 ん~、やっぱりアンテナなんですな、とか思ったりした。


短波ラジオには一切興味ナシなのであくび中のとろ様。あくびなんてせず、みんなで短波受信しようゼ!!

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