2008年10月14日

ちょっと楽しい2冊

 最近はWebばっかり見てる俺だが、でも毎号じっくり読む雑誌がある。筆頭は『Make』。オライリー・ジャパンから発行されている(発売はオーム社)。

 オライリーが出していて、名前がMakeだと、プログラミングに使うツールのmakeかナ? とか思うかもしれないが、このMakeはナンでもアリで怒濤の工作マガジンだったりする。

 最新刊(日本語版の05号)は、ラジコンカーに無線カメラ+ヘッドマウントディスプレイを付けるシステムを自作したり、不思議な視覚体験を楽しめるDIYを紹介していたり。工作系のオモシロネタが多々、作れそうなモノから作るの無理!! という自作モノが多数ピックアップされているので、ついつい読み込んでしまう。

 おもしろいニャ~とか思って、本家の米国版(英語版)も読んでみたが、わりとこー単純明快な英語で書かれており、また、日本語版では紹介されないネタも多数あって楽しめる。

 あと、最近インプレス・ジャパンから発売された『リニアPCMレコーダー購入×生録ガイド』も良かった。高音質のポータブル録音機材を特集したもので、特にカタログ的入門書として読みやすかった。

 てか、ローランドのR-1から始まった個人用のリニアPCMレコーダー市場だが、もーこんなに成長しちゃったんですね、てな印象。最新のリニアPCMレコーダーが10機種紹介されているが、市場にはさらに多くの製品があるわけですな。

 となると、逆に、どー選んだらいいのかわかんなくなるケースも。そんな観点から読むと、機種毎の性格や用途の違いや向き不向きがわかりつつ、リニアPCMレコーダーに関する知識が付き、製品選びがしやすくなるなぁ、と。簡単なシチュエーション+使用のコツなんかも書かれているので、これからリニアPCMレコーダーって人にイイかもしんない。

 ……まあ、それぞれの分野に興味のない人にとっては『Make』も『リニアPCMレコーダー購入×生録ガイド』も、単に「ふーん」で終わる本ではあるんですけどネ。


『Make』の最新刊(Make: Technology on Your Time Volume 05)。この表示のビジュアルを見て「うっ、アレをやってるのか!!」とか思った人はゼヒ!!『リニアPCMレコーダー購入×生録ガイド』。最新リニアPCMレコーダー10機種の紹介・レビューをメインに、リニアPCMレコーダー選び方がわかる一冊。


ベッドで本を読んでいたりすると、なーんか近くに鎮座して寝たりする拙宅猫とろ様。人が近くに居ないと寂しくなる猫なのだ。

投稿者 スタパ齋藤 : 2008年10月14日 12:21 [ その他 ]

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